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【大相撲】

松ケ根親方は2階級降格へ 松谷関ら数場所出場停止か

2010年9月6日 02時02分

 暴力団に近いとされる人物が所有するビルを大阪府での大相撲春場所宿舎として使用していた松ケ根親方(元大関若嶋津)が、委員から平年寄への2階級の降格処分になる見通しであることが5日、明らかになった。複数の日本相撲協会関係者によれば、相撲協会が6日に開く特別調査委員会での提言を受け、8日の臨時理事会で最終的に決まる予定。

 松ケ根親方の弟子で名古屋場所後に野球賭博が発覚した十両松谷関と三段目力士の若力堂)は2〜3場所の出場停止処分となる可能性が高い。不祥事が重なった松ケ根部屋だが、閉鎖処分は科されないという。

 週刊誌に複数回にわたって賭博行為が報じられた佐ノ山親方(元大関千代大海)は、記事に信用性を欠くという判断で不問に付される方向となっている。

 松ケ根親方は警視庁から指定暴力団山口組と関係が深いと指摘されている不動産会社社長から約20年にわたって大阪市内のビルを借りていた。同親方はこの社長が暴力団関係者と知らなかったとしている。松谷関らは特別調査委が実施した実態調査で賭博関与の上申書を提出せず、名古屋場所にも出場していた。

(共同)
 

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