名古屋→東京移動
テーマ:ライフきのう19日午後に、名古屋から東京へ移動しました。ホテルでもう1泊して、休養しようかどうしようか悩んだんですが、やはり東京のほうが主治医もいるし、秘書もいるので、なにかと便利ということもあり、無理をしても移動をしようと即決即断。東京のほうが、トータルに考えて、やはり安心できる環境なんです。決断というのは、すばやくして、すばやく実行することが大切ですね。まして、それは、仕事でも同じことがいえます。
総理官邸で、アシスタントをしていたとき、北朝鮮からミサイルが飛んでくるのがわかっていたとき、どうしよう・・・?と悩む時間は1秒ともありませんでした。13分もあれば、北朝鮮から日本にミサイルは到着してしまうのですから。迷ったり悩んだりする時間的余裕はありません。それが、危機管理というものです。
それから、リーダーとは、即決独断ができる人でなくては、なれません。また、なる資格がありません。それから、正しい判断ができないと、国がとんでもない方向へ向かっていってしまいます。あと、朝令暮改をする人も、リーダーにはふさわしくありませんね。周りが振り回されるだけですから。そういう意味では、鳩山前総理は、ブレたし、朝令暮改もしばしばあったので、リーダーとしては、あまりふさわしかったとはいいがたいところがあります。リーダーは、ブレてはダメです。一度こう!と決めたら、愚直なまでに、その意思は貫き通さなくてはなりません。むろん、政治とは、現実として直面する問題を解決するものですから、状況によって変わることもあります。しかし、自分の信念は、あくまで信念として、持ち続ける必要があります。そうしないと、きのうはOKだったけど、今日はやっぱりダメなんてことになってしまう。それでは、リーダーは、失格です。
政治学では、リーダーシップ論も必要な項目です。アメリカの大学では、リーダーシップ論というのは、学問として、立派に存在しています。日本の大学でも、リーダーシップ論というのは、もっと浸透していってほしいと思っています。アメリカの大学では、リーダーシップ論で学位が取れますからね。
最近、なぜか急にストレスを感じるようになってきました。外交の仕事に従事しているときは、ものすごく忙しかったし、ものすごく緊迫した状況にあったのに、ストレスを感じることなどただの一度もありませんでした。そんな外交に関係していたのは、丸10年ありましたが、とても毎日が充実していて、あっという間の10年でした。
私は、結果主義なので、結果が成功すれば、プロセスはいとわないというタイプ。プロセスばかり大切にして、いくらプロセスがすばらしくても、結果が出せなけれ、何の意味もありませんからね。結果よければ、すべてよし!ということです。
とりあえず、きのうは、名古屋→東京へ移動して、それから主治医のところへいって、診断してもらい、点滴をしてもらって、ひと安心して、帰宅しました。ホテルライフもいいですが、やはり自宅が一番落ち着きますね。今週末は、少しゆったりめのスケジュールに、秘書に変更してもらいました。といっても、まったく何の仕事も入れない、まっしろというわけにはいきませんが・・・。たまには、スケジュールをまっしろにしてみたいなあ・・・と思いますが、なかなかそうはいきません。いつものように、びっしりつめこむのではなく、少し余裕のある、ゆるめのスケジュールにして、週末の3日間は、すごすことにします。