イタリアのミサーノアドリアティコで開催中だったオートバイのサンマリノ・グランプリ(GP)のモト2クラス決勝で5日、日本の富沢祥也選手(19)が事故に遭い、病院に運ばれたが、死亡が確認された。AP通信などが伝えた。
富沢選手はレース中の12周目、接触を避けようとして転倒し、複数の後続車にはねられ、約40メートルもはじき飛ばされて砂利に頭から突っ込んだという。
富沢選手は千葉県出身。2008年の全日本ロードレース選手権250ccクラスで2位となり、2009年シーズンから世界選手権に参戦。4月のカタールGPで初優勝を飾っていた。