成田空港:わだちにはまり旅客機立ち往生 猛暑で路面軟化

2010年7月19日 23時38分 更新:7月20日 0時11分

 19日午後5時15分ごろ、成田国際空港のA滑走路で、米ポートランド行き米デルタ航空90便(ボーイング767型、乗客乗員216人)が約40分間立ち往生した。連日の猛暑でアスファルトが軟らかくなり、機体の重さで深くなった路面のわだちに前輪がはまったとみられる。けん引車で駐機場に移されるまで滑走路が閉鎖された。

 国土交通省成田空港事務所と成田国際空港会社によると、A滑走路から離陸しようとした同機から「ブレーキが解除されない」と管制官に連絡があった。わだちで動きが取れず前進できなくなったらしい。管制官は後続機にわだち部分を通らないルートを指示、11便が最大57分遅れた。

 気象庁によると、成田空港では最高気温30度を超す暑さが続いている。

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