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今、新たなるライダー伝説が生まれる!東映チャンネルで10月から放送開始の『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』吹替版製作発表記者会見! [09月01日]
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平成仮面ライダー10周年となと2009年の1月から、全米ネットCWにて『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』が放送されている。
本作は『仮面ライダー龍騎』がアメリカでリメイクされた作品で、東映の全面協力の下、20億円の制作費をかけて製作。ブラジル、メキシコなど南米で放送が決定し、世界各国で順次TV放送が行われる予定となっている。
そんな中、いよいよ2009年10月6日からCSチャンネルである東映チャンネルでの独占放送が決定!この放送は2010年春からの地上波放送に先駆けての放送となる。
日本語吹替版にはオリジナルキャストである松田悟志さんのほか、鈴木達央さん、遊佐浩二さん、杉田智和さん、神谷浩史さんといった人気声優や芳賀優里亜さん、松田賢二さんといった仮面ライダーシリーズでおなじみのキャストも配役され、アニメファンも注目の声優陣となっている。
そんな中、本作の吹替版製作発表記者会見が開催され、メインキャストが顔を揃えた。
――まず、『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』をご覧になった感想をお聞かせください。
キット・テイラー(仮面ライダードラゴンナイト)役 鈴木達央さん(以下 鈴木):とても新鮮な気持ちで見させていただきました。自分が演じるにあたって、どのように声を当てていこうかと考えながらプランニングする“仕事”として考えるところと、自分がいち仮面ライダーファンとしての嬉しい気持ちが混ざり合いながら楽しく見させていただきました。
レン(仮面ライダーウイングナイト)役 松田悟志さん(以下 松田悟):僕は7年前に実際に『仮面ライダー龍騎』に出演させていただいていました。「仮面ライダー」は一つの文化として、“お家芸”のような地位を築いていると思うんです。そんな作品をアメリカのスタッフの感性でリメイクするということ自体興味深かったですし、1話から、声を当てるキャストとしての視点で見てもワクワクする瞬間が多かったので、この先が気になっています。
マヤ・ヤング役 芳賀優里亜さん(以下 芳賀):本当に新鮮な気持ちで見れましたし、最初は海外ドラマを見ているような気持ちで見ていて、その中で自分の知っている仮面ライダーが変身して戦っている、というところが面白くて、普通の視聴者として楽しめた作品でした。
ドリュー・ランシング(仮面ライダートルク)役 遊佐浩二さん(以下 遊佐):僕が最初に映像を見たのが、「仮面ライダー10年祭」のプロモーションビデオだったんです。そのコロは自分が出演できるとは思っていなかったんですが、CGの出来や迫力にすごいものを感じました。実際にアフレコで『仮面ライダー龍騎』が日本とは違った感性で描かれている部分が興味深かったです。
ジェームズ・トレイドモア(仮面ライダーストライク)役 杉田智和さん(以下 杉田):日本の映像を合わせた新しいリメイク作品ということで、かつての『パワーレンジャー」をほうふつとさせる内容でした。違いを探すというよりは融合することでより良くなり、魅力を発揮しているのが見どころだと思っています。
クリス・ラミレス(仮面ライダースティング)役 神谷浩史さん(以下 神谷):小さい頃から見慣れていた仮面ライダーが画面に映っているけれど、海外ドラマとして成立していて、ひさしぶりに興奮しました。
グラント・ステイリー(仮面ライダーキャモ)役 松田賢二さん(以下 松田賢):アフレコ予習用のDVDを、普通に見て、普通にしまって、それから仕事だということを思い出すほど面白かったです。全体的に役者さんが骨太な、アメリカらしいパワフルな印象を受けました。
――鈴木さんははじめて仮面ライダーシリーズのアフレコを体験されたとのことですが。
鈴木:個人的には「変身!」と言いたかったんですが、今回は原音に近い感じで「KAMEN RIDER!」と言わなければならず、「変身!」と言えないものかと監督といろいろ話したこともありましたが、話数を重ねるうちに『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』としての個性が出たのかな、と思うところもありました。
小さい頃からライダーが好きだったので、この業界に入って「ライダーになる」ということはきっと無いだろう、怪人で出てライダーをいじめたいな、という気持ちもありましたが、ライダーになれると思っていなかったので、正直、変身シーンは何度も見直して、喜びをかみ締めていました。
――松田悟志さんへ質問です。再びレンの声を演じることになった感想は?
松田悟:まず、『仮面ライダー龍騎』が7年のときを超えてリメイクされ、その作品が日本に帰ってきましたので、レンの声をお願いします、と僕に声をかけてくれたことが嬉しかったです。もうすぐに「絶対やらせてください!」と返事しました。すごく思い入れのある役だったので…。
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』は設定も微妙に変わっていますし、役も僕の20倍ぐらい強そうな人がやっているんですけれども(笑)、僕は『仮面ライダー龍騎』を大好きだったという気持ちと、秋山蓮という役を愛していた気持ちを持って、全く新しい作品に向かっているという気持ちで演じさせていただいています。
――芳賀さんは『仮面ライダー555』『仮面ライダーキバ』にも出演されていましたが、今回ヒロインの声を演じると決まったときの気持ちは?
芳賀:まさかまた、こんなに早く「仮面ライダー」に関われるとは思っていなかったので、お話をいただいたときには素直に嬉しく思いました。声優というお仕事は今までやったことが無かったので、漠然とした不安もありつつ、顔なじみのスタッフさんの中で仕事が出来るということが心強く、新たなチャレンジをさせていただける場所に自分を読んでいただいたということがすごく嬉しかったです。
――松田賢二さんも『仮面ライダー響鬼』『仮面ライダーキバ』に出演されていました。これまで演じてきた役との違いは?
松田賢:色々とご縁をいただいて嬉しかったのが最初です。これまで演じさせていただいた役は男らしいキャラが多かったんですが、今回は全く違うキャラクターで、自分の忘れていた引き出しを引っ張り出す作業がとても楽しかったです。
――遊佐さん、神谷さん、杉田さんにも、今回の作品への意気込みを聞かせていただければと思います。
遊佐:『仮面ライダー電王』ではウラタロスという役をやらせていただきまして、そちらではうそつきのような役でした。今回演じるドリューは、詐欺師ではあるんですが、非常に人間っぽいといいますか、俗物的な人なんですよ。人間なら誰でも持っている愚かさを中心に泥臭く演じています。
神谷:実はまだ本編のアフレコに参加する前なんです。これから現場に行くのが楽しみですね。劇場版の『さらば仮面ライダー電王』では幽汽としてちょっとだけ参加させていただきましたが、今回また、違った形で参加できて嬉しく思います。
杉田:本編で僕の演じている役は、JTCという通称で呼ばれていまる凄腕のハッカーです。現段階でヒロインであるマヤとの会話しかないんです。しかし、長い間電話で「これ以上話せない。会えるか」としきりに会いたがっており、切羽詰っているというか危機を感じている存在だと思っていて、今後、どういった形でお話に絡んでいるのかな、と思っています。『仮面ライダーキバ』ではキバットの吹替だったので、ようやく人間になれた、と思います(笑)。まだ悪役なのかどうかも分かっていないので、演じる側としても今後の展開が楽しみです。
――これまでアフレコをされた中で、見どころはどこでしょうか?
鈴木:個人的にはドラゴンナイトがライダーキックするときに、しつこいぐらいにアドリブを入れてみました。先ほど完成したものを見せていただいたときには一部消されてしまうぐらいアドリブを入れました。戦っているシーンには息を多く入れたりして、よりキットの感情が視聴者の皆様とリンクするように思いながら演じているので、注目して欲しいです。
松田悟:物語全体としては、キットとのやりとりにレンの感情表現が集約されるので見て欲しいです。個人的には、『仮面ライダー龍騎』がオリジナルである戦闘シーンが随所に出てくるんです。その戦闘シーンにはかつて声を当てたことがあるシーンで、7年前と今回では違う感じで声を当てていますので、そちらを楽しんでいただければと思います。
芳賀:とにかくマヤは良く喋るんですね。ものすごく早口ですし感情を表に出す女の子です。マヤが勤めるブックストアの中のシーンでは、トレントとレイシーとの辛味がテンポが良くて面白いので、そちらも見て欲しいです。
遊佐:ドリューとしては、ゼイビアックスを演じている大塚芳忠さんとの絡みですね。(ゼイビアックスは)カードデッキを渡してくる人なんですが、彼との微妙な関係というか、口では「信頼している」といいつつもお互い計算で付き合っているという微妙な関係性を見ていただきたいです。あと、キットがあまりにも単純な人間なので、きっと見ている方は「キットぉ!」と思うところがたくさんあると思います。そんなところがキットとドリューとの絡みでもたくさん出てくると思うので楽しみにしていて欲しいです。
杉田:梶裕貴くんの演じるトレントの顔が彼に似ていて、「梶くんの声がアメリカ人の子供に合う!」と爆笑していたんですが、共感してくれたのは達央さんだけです(笑)。
神谷:僕の出てくるシーンが全て見どころだと思います!
松田賢:実はまだレギュラーでがっつりでているというわけではないので、僕が出ているところを見逃さないでいて欲しいと思います。
――最後に、ファンの皆様へメッセージをお願いします。
鈴木:今回、『龍騎』という作品をもとに新たに生まれ変わった『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』という作品に関わらせていただくことになりました。スタッフ・キャスト一同ともに、 もとの作品はあれど新たな気持ちで挑んで、毎週の放送が楽しみになる作品を作ろうとに一丸となって頑張っております。是非、子供の頃に持ったドキドキ感を胸に、テレビの前に座っていただければと思います。
松田悟:『仮面ライダー龍騎』が海外でリメイクされて世界中で放送されることがすごいと思っています。そんな作品に俳優として携わらせていただいていること自体が幸せだと思っていますし、毎週アフレコ前日の夜が楽しみでしょうがないんです。新たなシーンを見ると旅に嬉しくて楽しいので、一人でも多くの人に見ていただきたいという気持ちをかみ締めながら演じています。
かつて仮面ライダーのファンだった皆さんが楽しめるのはもちろん、それ以外の方にも楽しめる作品になっていると思いますので、よろしくお願いいたします!
――ありがとうございました!
【放送情報】
『KAMEN RIDER DRAGON KNIGHT』
10月6日 16:00より東映チャンネルで放送スタート!
レギュラー放送:
毎週火曜日:16:00~17:00
再放送:
毎週木曜日:18:00~19:00
毎週日曜日:11:00~12:00
毎週木曜日:8:00~9:00
【STAFF】
エグゼクティブプロデューサー:FUMIO SEBATA、YASUO MATSUO、TAKEYUKI SUZUKI(東映)、AKI KOMINE
脚本:NATHAN LONG 他
監督:STEVE WANG、MICHAEL WANG 他
【日本語吹き替え版STAFF】
プロデューサー:白倉伸一郎、武部直美
演出:田口仁、高橋浩
【CAST】
キット・テイラー(仮面ライダードラゴンナイト):鈴木達央
レン(仮面ライダーウイングナイト):松田悟志
マヤ・ヤング:芳賀優里亜
ドリュー・ランシング(仮面ライダートルク):遊佐浩二
ジェームズ・トレイドモア(仮面ライダーストライク):杉田智和
クリス・ラミレス(仮面ライダースティング):神谷浩史
グラント・ステイリー(仮面ライダーキャモ):松田賢二
リッチー・プレストン(仮面ライダーインサイザー):高橋広樹
ブラッド・バレット(仮面ライダートラスト):山本匠馬
ユーブロン:小山剛志
トレント・モーズリー(マヤの友人):梶裕貴
レイシー・シェリダン(マヤの友人):小松由佳
フランク・テイラー(キットの父親):小山力也
ゼイビアックス:大塚芳忠
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