2010年7月14日 22時43分
たちあがれ日本の与謝野馨共同代表は14日、テレビ朝日の番組で「民主党と自民党が政策調整して連立を組むのが一番いい」と述べ、民・自大連立で政策実現を図るのが望ましいとの見解を示した。同党は参院選で1議席の獲得にとどまり、「第三極」として存在感を示すには至らなかった。与謝野氏の念願の消費税増税を実現するには、2大政党の連携が不可欠と考えたようだ。
与謝野氏は「(民主党の敗因は)消費税が決定的ではない。菅さんだけを責めたてるのはちょっと」と菅直人首相を擁護。「自民党も(民主党に)マニフェストを撤回せよと大人げないことを言わないで」と両党に歩み寄りを促した。