望 〜都の空から
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【国際】アフガンで拉致の常岡さん保護 5カ月ぶり、タリバン解放か2010年9月5日 18時18分
【カブール共同】アフガニスタンで行方不明になり、アフガン治安当局が反政府武装勢力タリバンに拉致、監禁されていると断定していたフリージャーナリスト常岡浩介さん(41)が解放され、4日にカブールの日本大使館で保護されていたことが分かった。けがなどはないという。大使館で事情を聴いているほか、健康面に問題がないかチェックしている。日本政府関係者が5日、明らかにした。 「誘拐された」との情報が4月1日に知人に届き、在アフガン日本大使館に通報して以来、約5カ月ぶり。常岡さんの母親によると、5日未明に長崎県島原市の自宅に常岡さんから「大使館に今着いた」との電話があったという。 アフガン治安当局によると、タリバン側は解放の条件として身代金を要求し、治安当局との間で数十万ドル(数千万円)の金額で交渉。関係者によると、常岡さんのアフガン人の知人も仲介者を通じて独自の解放交渉を行っていた。 アフガン・イスラム通信によると、常岡さんは北部クンドゥズ州ダシュテアルチ地区で解放された。身代金は支払われていないという。同通信は、地元消息筋の話として、常岡さんを監禁していたタリバンの地元司令官がラマダン(断食月)明けの祝祭を前にイスラム教徒である常岡さんを解放したとしている。 常岡さんはタリバン幹部をインタビューするため、タリバンの影響が及ぶクンドゥズに滞在中、行方が分からなくなっていた。
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