口てい疫終息の確認検査 6日から
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口てい疫終息の確認検査 6日から

9月4日 4時37分 twitterでつぶやく

宮崎県で口てい疫が発生して以降、ほぼ停止している牛肉などの輸出再開に向けて、農林水産省は、口てい疫の発生の終息を国際機関に申請するため、今月6日から宮崎県内の農場であらためて感染がないかどうか、確認検査を行うことになりました。

日本から海外への牛肉や豚肉などの輸出は、ことし4月に宮崎県で口てい疫が発生して以降、香港やマカオなど一部の国や地域を除いてストップしています。輸出の再開に向けては、家畜の伝染病を監視しているOIE=国際獣疫事務局から、口てい疫の発生していない国と認定されることが重要で、農林水産省は、口てい疫が終息したことを申請するため、今月6日から宮崎県内の農家であらためて感染がないかどうか、確認検査を行うことになりました。検査は無作為に選んだ150戸の農家を対象に、飼育されている牛が口てい疫に感染していないか目で見て確認するとともに、血液を採取して抗体も調べます。農林水産省では、今月中に検査を終え、来月初めにはOIEに申請したい考えで、早期に牛肉などの輸出の正常化につなげたいとしています。