日本の若者「慰安婦問題、あまり知らない」
   韓日強制併合100年を迎えて3月に韓国人の意識調査を実施して話題になった韓国広報専門家・徐敬徳(ソ・キョンドク)誠信(ソンシン)女子大客員教授(36)と大学生文化創造サークル「生存競争」が、今度は日本の若者を対象にアンケート調査を行った。

  今回の調査は韓国に居住する20・30歳代の日本人留学生および観光客314人を対象に8月18日から21日まで1対1の設問を実施し、結果を分析した。

  「100年前に日本が韓国を強制占領したことを知っているか」という質問に対し、「知っている」という回答者は84.4%にのぼった。 これは韓日強制併合の事実を大半が認知していることを表している。

  また「先日、菅直人日本首相が韓日の過去の問題について謝罪を込めた談話文を発表した。 この談話文に含まれた謝罪文についてどう思うか」という質問に対しては「適切だった」(59.9%)が「不足している」(28%)を大きく上回り、満足していることが分かった。

  特に「独島(ドクト、日本名・竹島)はどの国の領土か」という質問に対しては「よく分からない」が59.9%、「日本の領土」が31.5%、「韓国の領土」が5.7%だった。 これは日本の若者が独島に対して大きな関心を抱いていないことを表している。

  「日本軍慰安婦問題を知っているか」という質問に対し、「知らない」(64.9%)が「知っている」(34.1%)を大きく上回った。 これは日本の歴史歪曲がまだ深刻な水準であることを見せている。

  そのほかの質問では、韓国のイメージは「よい」(87.3%)、韓国人から最も学びたい点は「共同体意識」(36.6%)、韓国人に最も直してほしい点は「せっかちな性格」(33.8%)、韓国人を配偶者として「選択できる」(42.7%)などの結果が表れた。

  これに関し徐教授は「韓日強制併合100年が過ぎたこの時点で、早い時期に韓日の過去の清算が行われ、正しい歴史を共有し、さらに北東アジアの平和と繁栄のために力を合わせて進んでいかなければならない」と強調した。


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