トヨタ自動車、まさかの2回戦敗退 都市対抗野球
<NTT東日本7−0トヨタ自動車>昨年の準優勝チームが2回戦で姿を消した。初回に先発・佐竹が1死満塁のピンチを招いて5番・荒川に走者一掃の3点二塁打を浴びると、7回には2番手・宇田川が2本塁打を浴びて4失点。全国舞台で投手陣がビッグイニングをつくってしまっては、間瀬監督も打つ手がなかった。「完敗ですね」。悲願の都市対抗初優勝は、来年以降に持ち越しとなった。
打線も相手2投手の継投の前に散発7安打に抑えられた。初戦で3安打を放ち、チャンスメーカーとして機能した亀谷を左ヒザ負傷のため欠いたことも痛かった。「ウチは長打がなかったが、向こうは5分の3が長打。その差が出たと思う」と敗因を振り返った指揮官は、続けて「仕方のないことですが(亀谷の離脱も)痛かった」と無念の表情。「鍛え直すしかありません」と出直しを誓い、ドームを後にした。
[ 2010年9月5日付 ]
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