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菅首相“戦闘モード”も政策論より身の上話…
【民主党代表戦 立ち会い演説会】菅首相は、濃紺のスーツ姿の小沢氏とは対照的に、ノーネクタイで白いシャツの腕をまくり上げた“戦闘モード”。「政財官の癒着の問題に対し、原点を忘れずしっかり頑張り抜きたい」と訴え、時々声をからした。
演説も好対照。政界入りから首相就任に至る経緯の説明、いわば身の上話に5分30秒も費やした。景気・経済対策は小沢氏の半分の3分にとどまった。
小沢氏と比べると党内基盤は弱い菅首相にとって、頼りは世論と、党員・サポーターなどからの支持。ある都連の関係者は「小沢氏が国会議員票で50人上回っても、地方議員票、サポーター票でひっくり返せる」と自信をみせる。
演説会に先立ち、近くのホテルで行われた総決起集会には、長妻昭厚労相、蓮舫行革担当相ら菅内閣を支える閣僚のほか、都選出の衆参国会議員を中心に14人が出席。ほかに地方議員120人とサポーターを含めた計400人を前に「元気のいい日本に立て直したい。少なくとも、あと3年間衆院議員の任期がある」と述べた。早期の衆院解散・総選挙に重ねて否定的な考えを示すことで、選挙を避けたい若手衆院議員らの票を取り込もうと必至だ。
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