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拉致問題の解決へ「いい知恵考えて」、県民集会で横田さんがアピール/横浜

2010年9月5日

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金賢姫元工作員との面会を振り返る横田早紀江さん(右)と夫の滋さん=横浜市中区の横浜情報文化センター

金賢姫元工作員との面会を振り返る横田早紀江さん(右)と夫の滋さん=横浜市中区の横浜情報文化センター

 北朝鮮による拉致・人権問題を考える県民集会が4日、横浜情報文化センター(横浜市中区)で開かれ、拉致被害者家族の横田早紀江さん(74)=川崎市川崎区在住=は、7月に実現した大韓航空機爆破事件実行犯の金賢姫元工作員との面会を振り返り「とても大事な出会いになった」などと振り返った。

 「みなが平和になる、いい知恵がないか考えてほしい」。会場を埋めた約200人の参加者に、横田さんは訴えた。

 金元工作員との面会で聞きたいことがあった。かつて「拉致問題解決には、北朝鮮のプライドを大事にしないといけない」と発言したのを伝え聞いた。北朝鮮の内情を知る人物の言葉に、重みを感じた。

 面会で金元工作員は「プライド」が何を指すのかは示さず「それは日本が考えること。知恵を集めてください」と答えたという。

 拉致問題は膠着(こうちゃく)状態が続く。講演後、横田さんは言った。「どうしたらいいのか。ただ、制裁も必要だが、最後は話し合いでしか解決しない」。娘のめぐみさんの消息につながる証言は得られなかったが、金元工作員も同じ犠牲者の一人との思いを強くした。「北朝鮮の人々を含めたみんなが平和になることを願っている。そのために政治にしっかりしてもらわないと」と話した。

 集会は市民団体「北朝鮮に拉致された日本人を救う神奈川の会」が主催した。夫の滋さん(77)も登壇し「後継問題が取りざたされているが、北朝鮮の指導体制が変われば動きがあるかもしれない。関心を持って見守ってほしい」と話していた。

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