王者・荒川が５回ＴＫＯで初防衛に成功

　プロボクシングの日本ライト級タイトルマッチ１０回戦が行われ、日本ライト級王者・荒川仁人（八王子中屋）が５回ＴＫＯで初防衛に成功した。強打を武器に前に出てきた大村光矢（三迫）を冷静にかわし、２回に右フックを合わせてダウン。

　５回に左ストレートから連打を集めてレフェリーストップに持ち込んだ。「左を見せてからの右が当たると思った」と冷静に分析。２年前に東洋太平洋王座挑戦で引き分けており、最近２王者が初防衛に失敗した混戦の日本王座戦線で存在感を見せたが「まだまだ」と気を引き締めていた。

[ 2010年09月05日 ]