吉田沙保里、金メダル獲りへ映画で“イメチェン”

コーンロウで世界選手権に出発した吉田（左）、右は坂本 Photo By スポニチ

　レスリング世界選手権（６日開幕、モスクワ）で五輪、世界選手権合わせて１０度目の優勝を目指す５５キロ級の吉田沙保里（２７＝綜合警備保障）ら女子代表７選手が４日、モスクワへ向け出発した。

　気分転換に見たというカンフー映画「ベストキッド」の主人公に影響された吉田は、自身初のコーンロウで登場。「今年初めての国際大会で緊張するけど、初心に戻ってマットの上ですべて出し切りたい」と闘志をにじませた。

　＜浜口、完調宣言＞０３年以来の女王奪還を目指す７２キロ級の浜口京子（３２＝ジャパンビバレッジ）は「日本でやれることはやり尽くした」と完調を宣言した。出発前には父・アニマル浜口氏のプロレスラー現役時代のビデオを観賞。そこには先月２８日に急死した山本小鉄氏（享年６８）も写っており「いろんな思いで（ビデオを）見せてくれたんだと思う。（先月３１日の）父の誕生日プレゼントはメダル」と活躍を誓った。

[ 2010年09月05日 ]