練習で激しく競り合う本田(右)と槙野=日産スタジアムで
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サッカーの日本代表は4日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会後の初戦となる国際親善試合(日産)で、パラグアイ代表と対戦する。MF本田圭佑(CSKAモスクワ)は攻撃的な姿勢を強調し、日本代表の新たなスタイルを示す。
4年後のブラジルへ、日本の新たな指針を示す。ズラリ並んだテレビカメラに向かって、本田は攻撃的な姿勢を打ち出すことを宣言した。
「自分たちがこういうサッカーをすると示していく、大事な一戦になる。攻撃的なところを示すことで、満足してもらえるのではないか」
南アの地、守備的布陣でつかんだ「ベスト16」は、日本の底力と限界をともに示していた。敗戦直後にも「次はもっと攻めていく姿勢を見せたい」と話したように、次なる4年へ課題は明確だった。「守」から「攻」へ。ザッケローニ新監督の印象については「正直全くわからない」と話したが、進むべき道に迷いはない。
ポジションはトップ下。所属するCSKAモスクワではボランチ起用が続いているが、ようやく本職に返り咲いた。公式練習では同じ2列目の香川、松井とも頻繁にポジションを入れ替え、連携を確認。「W杯で負けているんで、次は勝ちたい」とリベンジ宣言も飛び出した。
新指揮官ではなく原監督代行が指揮を執り、新体制の船出とは位置付けにくい試合ではあるが、1分1秒も無駄にできる時間はない。
「『まだ4年ある』じゃなくて『4年しかない』。大事な試合になる。明日からやっていかないと」
ブラジルへ続く、長いようで短い4年間。本田の左足が、リスタートの号砲となる。 (塚田陽一郎)
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