iPad 所有率は15%――カカクコムユーザー調査
japan.internet.com 9月3日(金)17時11分配信
iPad 所有率 |
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調査は2010年8月12日から8月18日にかけて行われ、調査対象は全国の価格.com ID 登録ユーザー、1万850人。
調査の結果、iPad 所有率は全体の15%となり、インターネット比較検索サイトのユーザーが新型デバイスに非常に高い関心を寄せていることが明らかとなった。
また、iPad 所有者のうち、iPhone や iPod touch などのアップル製品を持っていない回答者は39.4%で、これらのアップル製品所有ユーザーでは、iPad を購入する傾向が高いことがわかった。
iPad の機能別にその満足度を聞いたところ、満足度の高い項目としては「デザイン」「液晶」「バッテリ」「処理速度」「アプリ」といったものが上げられ、逆に満足度が低かったのは「付属ソフト」「携帯性」という結果になった。デザインや液晶といった要素は、iPad で最初からアドバンテージを予想されていた部分だが、バッテリや処理速度についても、予想以上にユーザーから支持されている結果となった。
また、iPad で期待された「アプリ」に関しては、「非常に満足」が23.7%と比較的少ないが、これは、まだ iPad 専用のアプリがそれほど多く登場していないことも原因となっているようだ。
所有モデルは、「Wi-Fi モデル」が71.0%、「Wi-Fi+3G モデル」が27.5%となった。より安価な Wi-Fi モデルに人気が集まったことからも、シビアなコスト感覚を示す結果となった。
iPad を購入していない人に、今後の iPad 購入予定を聞いたところ、半数を超える54.8%の人が「購入の予定はない」と答えているものの、「予約はしていないが購入する予定」という人も19.1%おり、いまだに現在の iPad 所有者と同程度の購入予定者がいることがわかった。
全体として見ると、発売直後から爆発的な人気を誇った iPad の人気は、いまだに衰えておらず、ユーザーは購入したことに対して非常に満足していることがわかった。外出時の携帯アプリというよりは、家庭内で自由に持ち運べる PC の代替のデバイスとして使用されるのが一般的であるようだ。今後は、国内での環境整備が待たれる電子書籍アプリと、ゲームに代表される専用アプリの充実が、iPad の発展に大きく影響してきそうだ。
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最終更新:9月3日(金)17時24分
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