2010年9月4日
皆さん、私たちは、自己治癒力を触発し自らの力で健康になっていく「ホメオパシー」を推進している日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)です。日本ホメオパシー医学協会は1998年に「副作用がなく安全なホメオパシー」を日本に根付かせるために設立された非営利団体で、2010年9月現在、1,000名を超える認定会員、専門会員がいます。
この度の日本学術会議によるホメオパシー全面否定の声明文とそれに賛同する多くの医療団体の声明文、朝日新聞社による一連のホメオパシー報道は、明らかに公正を欠くものでありとても残念に思っています。この背景には、既得権益を保持しようとする人々のホメオパシーの高まりゆく人気への脅威と焦りの現れがあることは想像に難くありません。
事実、これまでに海外においては、権益団体と一部のマスコミが手を組み、世論を誘導するやり方でホメオパシー潰しが行われてきました。
今回の日本で起こっている状況に対しての海外からの反応の多くは、「いよいよ日本でもはじまりましたね」というものでした。海外においてはこれまでそのようなホメオパシーの危機においてホメオパスが立ち上がり、また多くの国民が立ち上がり力を合わせて乗り越えていっています。
たとえば、イギリスでは、H:M21(3年前、英国でホメオパシーたたきが行われた際に、英国のホメオパスたちによって設立された団体)は、国会への陳述を呼び掛け、250名が参加し、28,000以上の署名をつけた嘆願書をダウニング・ストリート(首相官邸)へ手渡しました。H:M21への国民からのサポートは日々拡大し続けています。またスイスでは、5月17日に国民投票が行われ、ホメオパシーを含む5つの代替医療が憲法で医療として認めることが、国民の67%の支持と全州の賛成という圧倒的多数で承認されました。(ちなみに反対は15%でした)。これを受けてスイスでは、一時はホメオパシーが保険適用から外されましたが、現在再び保険適用となっています。日本でもこのようにホメオパシーたたきが行われているときだからこそ、ホメオパシーへの不当な評価を正し、ホメオパシーを守るために、皆さまのご協力、お力添えをいただきたいと思います。
もちろん、当協会会員へのお一人お一人の信頼および社会的信頼を得るために、医師法、薬事法などの法律遵守、JPHMA倫理規定にも記載されているように、必要に応じて現代医学による検査を勧めるなど、クライアントの現代医療を受ける機会を尊重し配慮していきます。また、クライアントにホメオパシーに過剰な期待を抱かせるような説明を控え、必ずしもホメオパシーですべての病状が治癒に導けるものではないことを説明し、自分の経験に照らし合わせ妥当な見解を述べるよう心がけることの認識を今一度、周知徹底してまいります。
現在、日本ホメオパシー医学協会にて「アクション・ホメオパシー」という署名活動を行っています。この署名の目的は、副作用のない安全なホメオパシーが海外と同じように日本にしっかりと根付くこと、そして日本の国民が自由にホメオパシーの恩恵を受けられるようになることを願って実施しているものです。この署名の数自体がホメオパシーの社会的信頼と地位を示すものであり、国を動かす力になりえると考えております。是非この署名活動にお一人お一人ご協力いただきたいと思います。
残念なことに日本では、「医師しかホメオパシーをしてはならない」と表明している団体がありますが、最も大切なことは、日本国民からホメオパシーを取り上げることではなく、自己治癒力を触発し、自らの力で治していくホメオパシーを国民の皆さまが誰でも自由に使えるようになることであります。ホメオパシーがセルフケアとして普及し、症状が生じたときの第一選択肢として活用することこそが、日本国民の健康に繋がると考えております。そのためにも今、ホメオパシー医師、認定ホメオパス(ホメオパシー療法家)の垣根を越えてホメオパシーを日本に根付かせるために力を合わせるときであり、ホメオパシーは効果がないという間違った日本学術会議の声明や報道を正し、ホメオパシーや職業ホメオパスが社会的にも信頼され必要とされているということを周知にしていくことが何より大切なときであると考えます。
ホメオパシー製品をお使いの方、ホメオパシーという療法を大切に思う方、ホメオパシー的な生き方に賛同される方など、ホメオパシーが日本でますます普及していくことを支持される方々に10万人を目標に署名をお願いしており、2010年9月4日現在、12627名の署名が集まっています。
「ホメオパシーは、人間本来の自然な生命を取り戻すためのものでもあり、皆様一人一人の真の健康を促進していくものである」という主旨にご理解・ご賛同いただける方にご署名いただくことで「ホメオパシーへの支持」を「HOMOEOPATHY YES」という形で表わしていただければと存じます。以下のホームページに具体的な方法が書かれていますので、ご参照ください。皆さま一人一人の署名が大きな力となります。ホメオパシーを全国に根付かせていくためにご協力のほど宜しくお願いいたします。
⇒https://www.jphma.org/php2/action_homoeopathy.php?m=action_homoeopathy