全国で526公立校が廃校 過去2番目、文科省調査文部科学省は3日、2009年度に全国の公立学校526校が廃校になったとする調査結果を発表した。少子化による児童生徒数の減少や市町村合併の影響などで、1992年度の調査開始以来、04年度の576校に次いで2番目に多かった。 廃校数は08年度に比べ66増えており、内訳は小学校332、中学校87、高校94など。廃校ではないが在校者がいない休校数は、今年5月1日時点で454だった。 92年度からの廃校の合計は5796に上り、都道府県別では北海道が640で最多。次いで東京356、新潟286など。最も少なかったのは沖縄の22だった。 文科省は、廃校となった学校の施設を公民館やスポーツセンターなどとして活用する取り組みを進めている。しかし、02年度以降に廃校となり建物が現存している3310校のうち30・7%は利用されていなかった。 【共同通信】
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