名古屋グランパスの日本代表DF田中マルクス闘莉王(29)が1日、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで行われた練習中に右脇腹を負傷。同市内の病院で精密検査を受け、以前から痛めていた個所を悪化させたことが判明。2日からの日本代表合宿を辞退する可能性が高くなった。
紅白戦のゴール前の接触プレーで痛めた。「ずっと引きずっていた。胸トラップも最近はしていなかった」。もともと18日の川崎戦で痛めていた個所だった。川崎戦直後にもレントゲン検査を受け、右肋(ろく)軟骨の損傷と診断されていたが、この日の検査で再び患部を悪化させたことが判明。パラグアイ戦(4日・日産ス)、グアテマラ戦(7日・長居)への出場は困難な状況となり、チームに残って完治を目指すために代表合宿を辞退することが濃厚となった。