【政治】リコールめぐり批判合戦 名古屋市議会と河村市長2010年9月4日 21時15分
名古屋市議会解散の直接請求(リコール)の署名集め開始から1週間が過ぎた4日、市内の中心部で議会側、河村たかし市長がそれぞれ街頭演説し、市長公約の市民税減税などをめぐって激しい批判合戦を繰り広げた。 「市長の暴挙を止めなければならない」。市長主導のリコールに対抗するため、議会側はJR名古屋駅前で、民主、自民、共産など各会派による異例の合同演説を展開した。 市議約50人が集まり「市長のように議論を放棄すれば政治は成り立たない」「減税を恒久化すれば借金が増える」などと批判。通行人からは「がんばれ」と声が上がった一方、「市民のために何をやったのか」とやじが飛ぶ場面もあった。 これに対し、すぐ近くでは河村市長が演説し「公約が阻まれているのにリコールが独裁と言われるのでは、誰も市長にならない」と主張。一体となって“口撃”に出た議会側に、「保身のためなら何でもやるのか」とかみついた。 (共同) PR情報
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