阪神の名捕手・矢野燿大選手(41)の突然の引退発表に3日、地元・関西のファンは驚きと悲しみを隠せなかった。
大阪市の会社員、近藤敦さん(36)は「まだできると思うけど、城島がいてるからねえ…。残念だけど仕方ない。本当にお疲れさまでした」としみじみ。神戸市の主婦、大橋佳子さん(33)も「大ファンだったんで、信じられないというか、信じたくないです。男前だし、面白いし、頼りになるし、ホンマに大好きでした」と表情をゆがめた。
東大阪市の会社員、片桐早希さん(24)は「“陰のリーダー”みたいな存在で、2回の優勝も矢野さんの貢献がすごく大きかったと思います。(中日から)移籍してきた選手ですけど、生え抜きのような気がするぐらい存在感があったし、さびしいですね」と残念がった。
(2010年9月4日)