A5判変型/並製/160頁/本体価格1,100円
ISBN 978-4-88320-511-0
自分をほめると、子どもが変わる
産後うつによる自殺、ネグレクトなど、子育ての不安や悩みから生じる、悲しい事件が相次いでいます。これらの事件は、子育てママたちにとっては他人事ではなく、「いつ自分が同じ身になってもおかしくない。紙一重だ」という意見が多くあるようです。
そんな今、子育てママの間で、全国的にひそかに浸透しているプログラムがあります。本書のタイトルにもなっている「ほめ日記」です。
このプログラムの大きな特長は、ほめる対象が子どもではなく、親自身という点です。親の「自尊感」の有無、つまり親の心の余裕こそが子育てに大きく左右するのです。自分をほめて「自尊感」を育てていくと、子どもも変わっていくという効果が、スタートしてたった2週間で得られるとあって、すでに6,000人以上のママたちから「救われた!」と絶賛の声が上がっています。
人気のヒミツは、「手軽さ」と「即効性」
「ほめ日記」に必要なのは、お好きなノートとペンだけ。「ほめ言葉」を使って、自分の良さを思いつくままに1日2〜3本、箇条書きで書き出していくだけなので、忙しいママたちにとって、この手軽さも人気の秘密のようです。
ただ、「自分をほめる」といっても、いざやってみると、これが意外と難しいのです。
そこで、「ほめ日記」の効果や書き方のポイントなど、「ほめ日記」に関するノウハウのすべてを、イラストや4コマ漫画も交えながらわかりやすくまとめました。
また、読者のみなさんが「ほめ日記」効果を実感し、実践するときの参考にしていただけるように、体験者の声も多く紹介しています。
たとえば、
「子育てにテクニックなんていらなかった!」(埼玉県・Fさん)
「わが子のほめ方がわからなかったけれど、ほめ日記を始めたら本音でほめられるようになりました」(鹿児島県・鈴木さん)
「ほめグセ≠ェわが子にも伝染!?」(北海道・ヨリ子さん)
「自分をほめることは悪だ≠ヘ単なる思い込みでした」(福岡県・Kさん)
「親からの暴力を受けていたので、わが子にも同じことをするのではという不安から、解放されました」(某県・Nさん)
このように、「ほめ日記」は全国のママから「救われました!」の声が殺到しているプログラムです。「ほめ日記」のエッセンスが詰まった本書が、子育てするのに厳しい環境にある現代のママたちのお手伝いをさせていただきます!
著者紹介
手塚千砂子(てづか・ちさこ)
NPO法人「自己尊重プラクティス協会」代表理事、心のレッスンルーム「心のジム・テヅカ」主宰。自尊感を高めるための独自のプログラムを開発した。全国各地で講演会やセミナー、ワークショップを何千回と開催しており、各地でインストラクターの養成を行なうなど、堅実に浸透している。プログラムの中核をなす「ほめ日記」は、特に子育てに悩む母親たちに効果が高いと高評を博し、全国的な広がりを見せている。「ほめ日記」のノウハウのすべてが本書でまとまった。
手塚千砂子 公式ホームページ (http://homepage1.nifty.com/tezuka/)