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石破氏皮肉る「いつから検察の無謬性信仰に」

  • 2010年09月03日 21時31分
  • 提供元:読売新聞
 自民党の石破政調会長は3日、民主党代表選に出馬した小沢一郎前幹事長が首相に就任した場合でも検察審査会の議決による強制起訴を受け入れる考えを示したことに関し、首相の職務を続けながら法廷闘争を行うことに疑問を呈した。
 小沢氏は3日のテレビ朝日の番組の中で、かりに首相に就任した後に、自らの資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件で検察審査会が「起訴議決」を出した場合の対応について「堂々と受ける」と明言、起訴に同意する考えを示した。これについて石破氏は「強制起訴になれば、被告として裁判に出ることになるのか。国政(首相の職務)との関係はどうなるのか。あまり楽しい発言ではない」と述べた。
 また、小沢氏が検察審査会のあり方に批判的見解を示したことに対しては「検察審は、検察の独走を許さないために市民の視線から設けられたもので、素人の集まりだというのは事実誤認だ」と強調。その上で、小沢氏がかつて検察の捜査を批判していたことを念頭に、「検察の無謬性(むびゅうせい)にいつからそんな信仰をするようになったのか、理解できない」と皮肉った。国会内で記者団に語った。
 これに関連し、菅首相は3日夜、首相官邸で記者団から首相として法廷に立つことの是非を問われ、「仮定の話には答えられない」と述べるにとどめた。

読売新聞


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