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【押尾被告 裁判員初公判(2)】女性の中毒状態は「エクソシスト」に「呪怨」… 映画のタイトルになぞらえる検察官 (2/5ページ)
このニュースのトピックス:押尾学薬物事件
検察官「押尾被告は東京都多摩市に生まれ、高校中退後、平成10年ごろから芸能活動を始めました。18年に結婚し、川崎市内に自宅がありました。事件当時は、知人から貸し与えられていた六本木ヒルズ2307号室に住んでいました。事件が発覚したことで、昨年8月に所属事務所を解雇されています。田中さんは岐阜県出身で、高校卒業後に上京します。いったん、地方に転居した後、20年ごろに再び上京し、クラブホステスとして働いていました。事件当時は、都内のマンションで女性と同居していました」
《検察官は、押尾被告が違法薬物を使い始めた経緯についても説明した》
《法廷内に設置された大型モニターにも、冒頭陳述の内容が映し出されている》
検察官「押尾被告は遅くとも20年ごろから性感を高める目的でMDMAを入手し、関係を持つ女性にすすめるようになりました」
《「薬物を使って関係を持つことを、これから『ドラッグセックス』と呼びます」と、注釈を加えた》
検察官「押尾被告は、ドラッグセックスの相手であるKさんに、MDMAがいるか聞く意味で『あれ、いる?』とメールをしたこともあります」
《押尾被告が飲食店で働いていた田中さんと知り合ったのは、20年11月ごろだという》
検察官「21年3月には、アメリカのホテルで、一緒に渡米したEさんがMDMA中毒となって失神し、本人も倒れたことがありました。押尾被告はこの時のことについて(知人の)泉田勇介さんに、『麻薬を飲んだら女の子が死にそうになり、自分も危なかった』と説明しています」
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