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【押尾被告 裁判員初公判(1)】ロンゲでやつれながら「突然歯を食いしばり、あおむけに倒れた」 (3/5ページ)
このニュースのトピックス:押尾学薬物事件
被告「住所は多摩市…です」
《山口裁判長は押尾被告が話した住所を繰り返した上で、「無職ということでいいですか」と改めて尋ねると、押尾被告は小さく「はい」と答えた》
《続いて山口裁判長に促され、眼鏡をかけた男性検察官が立ち上がり、法廷によく通る低い声で起訴状を読み上げ始めた。押尾被告は「気をつけ」の姿勢で聞き入っている》
《起訴状によると、押尾被告は平成21年8月2日午後5時50分ごろ、東京都港区の六本木ヒルズの一室で、一緒にMDMAを服用した田中さんがけいれんを伴う錯乱状態に陥り、午後6時ごろには急性MDMA中毒症状を発症したにもかかわらず、救急車を呼ぶことなく放置し、午後6時47分ごろから同53分ごろの間に、田中さんを死亡させたなどとされる》
《起訴状の読み上げが終わり、山口裁判長は押尾被告に黙秘権などについて説明した上で尋ねた》
裁判長「検察官が言われた事実について、あなたの言い分はどういうことになりますか」
《ここで、弁護人が文書を読み上げる形での陳述を求め、了承された。押尾被告は持参した文書を開き、はっきりした口調で読み上げ始めた》
被告「私が泉田勇介さん(麻薬取締法違反罪で懲役1年の実刑確定)からMDMAを譲り受けたことは認めます。しかし、譲り受けたのは(起訴状記載の)錠剤10個ではなく、小さなビニール袋に入った粉末です。大きさは分かりません」
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