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信頼回復できなかった川上 代役先発で5失点KO

 ブレーブスの川上憲伸投手は3日、マイアミでのマーリンズ戦に先発し、3回を5安打4四球2三振で5失点。6月26日以来の先発マウンドとなったが、立ち上がりに連続長打で2点を失い、3回に2長打などで3点を失って今季10敗目(1勝)を喫した。チームは1―6で敗れた。

 故障者の代役で巡ってきた舞台には、厳しい現実が待っていた。約2カ月ぶりに先発した川上は、3回までを5安打5失点で早々と降板。「自分の役割を果たすだけ」と話していたが、結果は言葉とは裏腹だった。

 制球がいまひとつで、ストライクとボールがはっきりしていた。1回は先頭に四球を与えた後に三塁打、二塁打を打たれ、わずか9球で2点を献上。3回には長打に四球が絡んで3点を失った。許した5安打すべてが長打で、甘く入った球をことごとく痛打された。

 開幕から結果が出ず、8月に約3週間マイナーでの調整を余儀なくされた。復帰当初は中継ぎの予定だったが、今季11勝のローが右ひじを痛めて登板を回避。「チームの状況がいいので、自分が壊したくない」と話していた川上は、その穴を埋めることができなかった。

 シーズンも佳境に入り、1試合ごとの結果が重みを増す時期。復調を示す絶好の機会は、逆にチームの信頼を損なう場となってしまった。 (共同) 試合結果

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