ただのメモでは勿体ない!Evernoteに人生を記憶しよう
第6回 Evernoteと外部サービスを連携させよう!
全自動でEvernoteに転送する
インターネット上には様々なニュースサイトやブログが存在しています。おそらくWebブラウザで閲覧したり,RSSフィードの購読を行う形でこれらの情報を入手されているのではないでしょうか。ここでは,これらインプット情報の中で自分が興味を持ったものを,Evernoteに全自動で転送する方法について紹介します。
情報の種類にかかわらず,Evernoteへの全自動転送の方法は以下のような流れになります。
- インプット/アウトプット情報のRSSフィード取得
- 取得したフィードの記事を全文化
- 全文化した記事1件ずつをEvernoteにメール送信
情報(RSSフィード)を取得する
まず,日々触れるインプット情報の中からご自身が「興味を持った」という印を付けたフィードを取得しましょう。例として,はてなブックマークやGoogleリーダー,Twitterから,「興味をもった情報」のフィードを取得してみましょう。
- WebページやBLOG記事で興味を持つ
→「はてなブックマーク」への登録 - RSS購読しているBLOG記事に興味を持つ
→GoogleReaderの「共有アイテム」へ登録 - Twitter上のつぶやきに興味を持つ
→「Favorite」をつける
それぞれ得られるフィードは以下の通りです。
- はてなブックマークのフィード
- GoogleReaderの共有アイテムフィード
- TwitterのFavoriteアイテムフィード
記事の全文化
それでは,先ほど挙げた3つの「興味をもった情報」をEvernoteに自動転送してみましょう。図14はインプット情報の全自動転送について全体の流れを示したものです。基本的には「興味をもった情報」のフィードを必要に応じて全文化してメールで送る形となります。
はてなブックマークのフィードはそのまま読み込むとリンク情報しか持っておらず,またGoogleリーダーの共有アイテムにも記事全文が書かれていない可能性があるため,まるごとRSSというサービスを使って全文化する必要があります。
また,全文化したRSSをEvernoteに自動で転送するために,BlogtrottrというRSSフィードをメール送信してくれるサービスを利用します。Blogtrottrの特徴は以下の通りです。
- アイテム(記事)を1つずつメール送信してくれる
- リアルタイムにメール送信してくれる
それでは,まるごとRSSとBlogtrottrに設定を行ってみましょう。まるごとRSSでは難しい設定なしに,フィードのURLを入力して「Go」ボタンを押すだけで,全文化された情報を取得可能なフィードが生成されます。
Evernoteへのメール送信
先ほど取得した「まるごとRSSが生成したフィード」と「送信先のメールアドレス」を登録することで,ほぼリアルタイムにEvernoteに全文化された興味あるインプット情報を自動転送することができます。
BlogtrottrからEvernoteへ送信された情報は,以下のように表示されます。