巨匠・小池一夫が喝!「俺がマンガ界の総理になる!!」(livedoorニュース)
小池一夫さんといえば、マンガ『子連れ狼』の原作者として有名だけど、
1977年に自身の私塾「小池一夫劇画村塾」を設立して、数多くの才能を世に出した人でもあるのだそうです。
有名なところでは、
高橋留美子 『うる星やつら』
原哲夫 『北斗の拳』
板垣恵介『グラップラー刃牙』
山口貴由『シグルイ-shigurui-』
堀井雄二『ドラゴンクエスト 』
さくまあきら『桃太郎電鉄』
狩撫麻礼『ア・ホーマンス』
山本直樹『ありがとう』
小山ゆう『あずみ』
おぉ('∀'*)♪、スンゲェ──―Σ(゚∀゚ノ)ノ─―─ッ!
って、うる星やつら、北斗の拳、あずみくらいしかわからないけど^^;
小池さんの主張は、一貫して、『マンガはキャラクターが命』なのだそうです。
詳しいことは、記事を読んでもらった方がいいと思うのだけど、
ねずきちがおもしろかったのは、小池さんの、
「大学を卒業してメジャーな出版社に入って、いきなりマンガの部署に回されたような人にマンガのことがわかると思いますか?」
「逆に、マンガばっかり読んできた連中はメジャーな出版社の試験に通らない時代(笑)」
「勉強ばっかりしてきた連中が大手出版社に入って、偉そうなことを言う。それじゃダメ。」
子供のころ、ねずきちも「あんたはマンガばっかり読んで! 勉強しなさい!!」ってよく叱られたものだけど、当時のマンガは、マンガ家になる人も、これを売り出す出版社の人たちも、いわゆるエリートさんたちではなかった。
大手出版社では、やはり、オカタイ本の部署が、エリートさんの配属先で、少年マガジンとか、少年サンデー、少年ジャンプなんて部署は、どちらかというと、できの悪いのが配属された。
出版社も大きくなり、マガジンやジャンプがメジャーな存在になると、そこにエリートさんたちが配属されるようになる。
エリートさんたちってのは、ようするに学校の勉強がよくできた人たちで、
学校の勉強ができるってことは、試験でよい点数をとることができる人たちってことで、
試験問題というのは、出題者にはあらかじめ回答がわかっている問題だから、いってみれば、クイズでいちはやく正解を出せる人が、勉強のできる人。
新しい時代の文化を作るってのは、答えのない海原に打って出るような事柄だから、そういうリスキーなところへは、なかなかエリートさんは、住みたがらないのでしょうね^^
ボクなどは、算数で、分数の割り算を習った頃が、人生のつまずきはじめで、
いまだに理解できていない。
だって、リンゴを半分に割ったら、2分の1でしょ??
その半分に割ったリンゴを、さらに半分に割ったら、誰がどうみたってリンゴは4分の1になる。
でも、分数の割り算では、半分になったリンゴを、もう半分に割ったら、もとのリンゴに戻るのです!!@@;
あ・・ありえん!!wwww
ねずきちは結局そのことを理解できないまま、問題を解く技術と割り切ることで、その後理数系に進むことになったのですが、心のどこかでは、いまだにこの問題がくすぶってる(笑)
思うんですけど、学校教育ってのは、縦軸と横軸があって、国語、算数、理科、社会といったお勉強の世界が縦軸。
そして、横軸が、苦手な科目をなくし、どの分野でもよい成績が取れるようにするってこと。
誰だって嫌いなことをするのは、苦痛で、嫌いな科目というのは、できないから嫌いなわけで、それを克服するために、補習授業などさたると、嫌いな科目がもっと嫌いになるwww
実は、個性重視の教育なんてのは、実はお題目だけで、苦手科目の克服のために、全教科をまんべんなくそれなりの点数がとれるようにならないと、良い子とみなされない。
だからフォレスト・ガンプみたいに、フットボールが得意で大学に進学するけど、大学生なのにアルファベットもろくに書けない子、なんてのは、日本では、あまりみかけない(なかにはいますけどね^^;)
もともと現在の六三三四制の学校制度は、日本が工業国家を目指すのにあたって、つらい工場の中で、文句も言わずに黙々と働き続けれる労働者を育成するという目的をもって作られた制度なのだそうで、
だから、中学生なのに大学数学レベルの問題を難なく消化できる子供であっても、飛び級なんてのは認められないし、たとえ数学でそれだけの実力を示しても、国語が苦手なら、著名な数学者のいる国立大学には進めない。
ようするに、どれもこれも平均点以上にできて、個性のない、あらかじめ答えのわかっている問題を上手に解くことができる人たちが、世の中のエリートになることができるわけで、
そういう人たちが一流の出版社に就職してマンガ界をしょってたっても、そうそうなかなかおもしろいマンガは生まれない。
『あずみ』とか『子連れ狼』とか『北斗の拳』とか、もう四半世紀も前のマンガだけど、いまだにぜんぜん色あせない魅力をもっていると思います。
いまや、マンガやアニメを中心としたコンテンツ産業の経済規模は年間13兆円。鉄鋼業が3兆、自動車業界が20兆円。マンガパワーおそるべし!!って感じだけど、
小池一夫さんの記事を読んで、マンガのもつおもしろさってのは、もしかしたらバカでなければ書けない魅力なのかもしれないなって思った^^
てことは、日本の政治が、いっこうに良くならないのも、エリートさんたちが、この国を運営しているからなのかも^^;
もし、六〇年代、七〇年代のマンガ世代を作り上げてきたのがおバカパワーだとすると、現代社会のおバカパワーは、2ちゃんねらーさんたち??
ということは、日本の新しい文化の担い手となるのは、2ちゃんねらー?!
もしかしたら、そーいうのもありかも^^;
でもなー、彼らには挫折とかがないからなー・・・(-ω-;)ウーン、どうなんだろう・・・
←気にいっていただいたらココをクリックよろぴく。ちょっぴりはげみになりますので^^v子連れ狼・・・橋幸夫
とても面白い見方だと思います。
個性をつぶし、工場で文句なく働く労働者を育成しようとしても、皆が皆、そのレールに乗るとは限らない。そういう人たちが、あるいは漫画界を背負っているのかも知れませんね。
そういう人たちが、政界にも進出してほしいですね。
やっとその兆しが見えますが。
ところで余談ですが、算数の分数計算上も、二分の一の半分は、1ではなく四分の一だったと思うのですが・・・。
主人公も、分数の割り算に引っかかって
いましたよ。
ねずきちさんも、大物の仲間入り??
その中でも・・・小池一夫先生の<子連れ狼>一時期めちゃくちゃはまってました。^^
今でも第三部かなにか連載してらっしゃるのかな?
まとめて読むつもりです。
ゆとり教育以降、特に学力の低下が著しいですね。
偏差値は、生徒を学力で順位付けし競争をあおりましたが、ゆとり教育では順位付けそのものをしない。
運動会の徒競争やリレーですら、1等2等の順位を付けない。
そのため国際的にも日本の学力低下は著しく、かつて世界のTOPクラスにあった日本の中高生の学力は、いまや(学校のない)発展途上国と大差なくなりました。
このことは、また項目を立てて書きますね^^
アレサさん、コメントありがとうございます。
なにかを得るためには、ひとより、ほんのちょっと苦痛を味あわなければならない、というのも真実のようです。
運転免許を取るには、教習所で、いやな教官との苦痛の時間をすごさなければならないし、試験も受けなきゃならない。でも、その苦痛を乗り越えると、すきなときに、すきなだけ、どこへでも行ける免許を手に入れることができる。
手塚治虫は、社会保険もなく、生活自体が守られない漫画家のためにと、手塚プロを漫画家として初めて法人化しましたが、当時はあの手塚治虫にすら融資をしてくれる銀行はなく、あえなく倒産。それでもあきらめずに彼はマンガを描き続けました。手塚治虫は、とっくに亡くなりましたが、彼の業績は、いまだに多くのファンの心をとらえて離しません。
じゃんごさんコメントありがとうございます。
規格大量生産を国として組織的に行うために追及された組織が、いまの官僚機構であり、教育制度です。
しかし、多品種少量生産の時代になり、物財よりも知価が値打ちを持つ現代社会には、もはやそうしたものは通用しなくなってきている。これも事実です。
2分の1÷2分の1は、1
2分の1×2分の1は、4分の1
が正解です。
ただ、÷(割る)という言葉からしたら、半分に割ったリンゴをさらに半分にしたらどう考えても答えは4分の1になる。
そして、半分に割ったリンゴに、半分のリンゴを掛け合わせる・・・というのが国語的には意味がわからない。
それで、???となってしまいました(笑)
あとでわかったのですが、おはじきで計算ができる算数が、はじめて「数学」の世界に変わるのが、この分数の割り算なんですね。
風嶋ゆかりさん、コメントありがとうございます。
大物なんてとんでもないです。
でも、ボクもあの映画を見て、おお〜〜同じことが理解できずに悩んだ人がひかにもいたんだ〜〜!と、おもわずうれしくなったものです^^
龍弐さん、コメントありがとうございます。
いまでも連載続いているのですか??@@
すごいなぁ〜〜(笑)
ブックオフだと、いまどき1冊100円で買えますし、レンタルビデオ店では、古いマンガは、1冊73円で貸し本してくれますよん♪
すっごい納得させられました。
ですね、ジャンプにエリートって似合わないですね。
ああ、マンガ読み倒したくなっちゃいました。
時間が欲しい〜。
似合いませんよ(o-ω・)(・ω-o)ネ-