真壁が鉄柵に縛られたまま失神/新日本
<新日本:山本小鉄追悼大会>◇3日◇東京・後楽園ホール◇1950人
IWGPヘビー級選手権試合の前哨戦は、王者真壁刀義が挑戦者田中将斗(ゼロワン)に一方的にやり込まれる屈辱の結果に終わった。6人タッグで後藤洋央紀、棚橋弘至と組み、田中、中邑真輔、矢野通組と対戦。真壁は田中に竹刀、イスと、次々に反則攻撃を受けて苦しんだ。揚げ句にトレードマークの鎖まで奪われ、場外の鉄柵に縛り付けられて失神。テレビ実況席の横に置かれた故山本小鉄さんの遺影の前で、意識もうろうのまま若手に肩を借りて引き揚げた。4日の愛知大会でも前哨戦が組まれており、意地の反撃なるか注目だ。試合は中邑が15分39秒、後藤をボマイェからのエビ固めで破った。
[2010年9月4日0時22分]
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