大阪湾南東部で“スナメリ”繁殖か!?目撃数増える
大阪湾で繁殖している可能性が高いスナメリ |
生息数が減少しているとされる小型鯨類のスナメリが大阪湾南東部で繁殖している可能性が高いことが専門家の調査で分かった。これまで大阪湾での生息実態については不明な点が多かった。大阪湾の環境が改善しているとみられ、専門家は「スナメリが適応しやすい環境を増やさなければならない」としている。
2005年10月〜07年1月に実施した大阪湾を横断するフェリーからの目視調査で72頭を確認。大阪府の海洋調査船の記録を集めたところ、04年4月〜07年12月に約65頭に遭遇していたことも分かった。目撃数の多さから繁殖している可能性が高いという。
[ 2010年9月3日付 ]
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