６月に引退の狩野　日本代表に追加登録

　日本バレーボール協会は２日、６月末に現役引退した狩野舞子（２２）を今季の女子日本代表に追加登録すると発表した。

　狩野は左アキレス腱断裂など故障続きで、リハビリに専念するため７月にＶプレミアリーグ女子の久光製薬を退団。現役復帰の意思表示も、新たな所属先もないまま、前代未聞の代表復帰となった。追加登録の最大の理由はケガの回復をサポートするためで、荒木田強化委員長は「代表に入ればトレセンも使える。１人でリハビリするよりも、チームのトレーナーに見てもらいながらの方がいい。モチベーションも上がる」と説明。「１１月の世界選手権に間に合う可能性もある」とした。

[ 2010年09月03日 ]