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けいれんしても攻めた!錦織「守って勝てる相手じゃない」

男子シングルスで、マリン・チリッチを破り3回戦進出を決めた錦織圭
男子シングルスで、マリン・チリッチを破り3回戦進出を決めた錦織圭
Photo By 共同

 【全米オープン】40度近い気温の中、世界ランキング13位の強敵チリッチと4時間59分戦い抜き、倒した。錦織は「チリッチに勝ったというより、5セットを戦い抜いた充実感がある。自信になった」。試合後、氷風呂に漬かって火照った体をしずめたという20歳は、1勝以上の価値がある戦いを振り返り、満足そうな笑みを浮かべた。

 第2セット以降、酷暑と疲労で、錦織の左足付け根と右腕はけいれんしていた。だが、互角の打ち合いで持ち込んだ最終セットまで集中力は維持した。最後はバックハンドのリターンで試合を決め、両手を突き上げた。

 強烈なサーブで主導権を握るチリッチには、2年前の対戦で完敗していた。「あのサーブにどう対抗するかがかぎ」と、試合前はリターンを磨いたという。だが、ふたをあけてみれば相手は第1サーブに苦しみ、「遅くて跳ねる」第2サーブにも「4セット目から(こつを)つかんだ」と攻略。リードされながらも勝機を感じながら試合を進めた。

 身長198センチのチリッチに対し、178センチと体格差のある錦織は時折ドロップショットなどでアクセントをつけながら、強烈なショットを連発。「守って勝てる相手じゃない」と、ベースラインでの強打に頼る相手に一歩も引かなかった。 (共同)

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