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どうやって復活するか…最年長鈴木桂治「勝たないと次へ進めない」

 柔道の世界選手権は9日から東京・国立代々木競技場で行われる。日本開催は2003年大阪大会以来で、東京は52年ぶりとなる大会で日本代表最年長の30歳で臨む男子100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)が注目されている。

 鈴木にとって、今後の柔道人生を占う大会となる。「勝つにしろ、負けるにしろ、僕自身の中ではすごく大きな大会。勝たないと次へ進めない」と悲壮な決意を吐露した。

 栄光と挫折の両方を経験してきた。100キロ超級で出場した2004年アテネ五輪は金メダル。日本選手団の主将を務めた08年の北京五輪は100キロ級で初戦敗退の屈辱を味わった。引退も考えたが、柔道への愛着心から畳に上がり続けることを決めた。

 今年は100キロ超級で4月の全日本選抜体重別選手権優勝。出場した国際大会4大会ですべて3位以内に入り、復活の兆しを見せている。「練習はここ2、3年で最も一生懸命やっている。練習で強さを身に付けたい」と言うように、8月下旬に国士舘大で行われた仕上げの強化合宿後は筑波大へ出げいこするなど、精力的な調整を続けた。

 日本男子の篠原信一監督は「全盛期より力は落ちているが、経験や粘り、うまさがある。どうやって復活するか」とベテランの勝負強さに期待する。鈴木は「年齢に負けたくないし、年齢のせいにもしたくない。今回勝てば、展望はさらに開ける。金メダルを取るという自信がなかったら、代表を辞退している」。鋭い視線で勝負の舞台をにらんでいる。

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