柔道日本代表の壮行式　男女３２選手が健闘誓う

　５２年ぶりに東京で開催される柔道の世界選手権（９〜１３日・国立代々木競技場）日本代表の壮行式が３日、東京・講道館で行われ、復活を目指す男子１００キロ超級の鈴木桂治（国士舘大教）や２連覇を目指す女子４８キロ級の福見友子（了徳寺学園職）ら男女合計３２選手が健闘を誓った。

　壮行式には日本オリンピック協会（ＪＯＣ）の竹田恒和会長も出席し、「選手の皆さんは２年後のロンドン五輪に向け、この大会で勢いをつけてください」と激励した。

　昨年のロッテルダム大会で金メダルなしに終わった男子の篠原信一監督は「昨年の屈辱を晴らすべく、ベテランと若手が切磋琢磨してきた」と気合十分。昨年は金メダル３個に輝いた女子の園田隆二監督は「世界で一番けいこをした」と自信たっぷりにスピーチした。

[ 2010年09月03日 20:06 ]