電子ホメオパシーとは、EAVという電子機器を利用して擬似的にホメオパシー薬である最適なレメディーを選ぶ方法です。
レメディーは、非常に数は多いので、すべてを在庫として持っているのは実質的に不可能です。レメディーのすべてを日本で購入することもできません。
電子ホメオパシーのもうひとつの大きな利点は、レメディーを電気的に作り出すことができるということです。
そのため、在庫や取り寄せ可能なレメディーにしばられることなく、本当に必要なべストのレメディーをEAVのデーターベースの中から選べるのです。
犬の電子ホメオパシーは、そお犬に最適なレメディーを選び出しレメディーを摂取するか、又はそのレメディーを転写した水晶などのアクセサリーを身につけることになります。
EAVとは Electro Acupuncture according to Voll の略で「フォル式電気経絡検査」と訳され、 フォルによる電気鍼ということになります。
1953年にドイツ、シュツットガルトのフリッツ・ヴェルナー博士によって作られたものが原型で、ドイツ人の医師Dr. Reinhold Voll が構築した検査および治療法がEAVとなります。
開発当初は、文字通り電気鍼としてツボに微弱な電流を流して病気の治療も行っていたいましたが、現在のEAV 機器の多くは、電気鍼による病気の治療よりも電気経絡検査に重点を置き、病気の治療はホメオパシーで行うのが一般的です。
EAVによる電気経絡検査は、体に微弱な電流を流し、
1.体の中で具合の悪いところ(気の流れの悪い部位)を探し、
2.その原因は何かを割り出し、
3.悪い気の流れを正常に戻すことのできる
ということになります。
犬の場合は、体毛を使います。犬の体毛を挿入した電極を片手に握り、もう片方の手又は足の測定ポイントにプローブ(測定端子)を密着させることにより、その測定ポイントに該当する経絡の気の流れを測定することができます。(体毛を使うことによって、同じ測定者が測定しても、挿入する犬の体毛により測定結果が大きく異なるのです。)
プローブをあてる測定ポイントは、体の様々な部位と対応しており、各ポイントの電気抵抗値により、異常があるかを推測できるのです
そのポイントでメーターの数値が50であれば理想的、100に近づくほど炎症傾向が強く、低くなればなるほど臓器に病変の起きている可能性が高くなります。
その他に、メーターがある一定の値を示した後、急降下する現象があります。これはインディケータ・ドロップとよばれ、EAV特有の注目すべき現象です。これは、臓器や組織、機能が弱りつつある状態を示します。
実際の測定結果はこちらのグラフのようになり、このグラフのインディケータドロップに対応し、理想値の50に近づけるためのレメディーをレメディーテストで探し出すのです。
ある日、フォル医師(EAV発明者)は、EAVのセミナー会場にてデモストレーションをしていました。
実験台になったひとの前立腺の病気が疑われる測定ポイントで悪い数値がでたところを確認したところで、休憩にはいりました。
休憩の間にその実験台の人は薬局に行き、前立腺の病気に効果かあるとされるホメオパシーの薬を買いそれをポケットにいれて会場にもどりました。
休憩後、フォル医師が再度測定すると、休憩前には悪かった(病気が疑われた)はずの測定値がよくなっているのです。
不思議に思ったフォル医師は、いろいろと質問をして、その人がポケットにホメオパシー薬を入れていることがわかりました。
そこで、そのホメオパシー薬をポケットから取り出してもらい測定すると、とたんに数値が悪く(病気が疑われる数値)なるのです。 そして、そのホメオパシー薬を手にすると、数値がまたよくなったのです。 この偶然により、薬が本当に効果的なものであれば、実際に服用しなくても、それを体にふれさせてるだけで、「気」の流れはよくなる、ということを発見したのです。
この適切な薬を選択する方法をレメディーテストと呼びます。 このように、EAVを用いると病気の原因解明とレメディの選択ができてしまうのです。
現代版ホメオパシーでは、原因物質がたびたび使われますが、血液検査など現代科学の手法では原因物質はなかなか検出されません。
そこで、効果的なホメオパシーのためには、EAVが不可決なものとなってくるのです。