2010 年
8 月
30 日
むつ市『釜臥山のレーダーに気がついた時には「見守る会」にせざるを得なかったんですね』−下北その3
〜恐山からの景観が変!〜
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恐山の極楽浜から西に目をやると・・・え?え゛〜〜!!むつ市のシンボルと言うべき釜臥山(かまふせやま、879m)。恐山山地の最高峰。とても形の良い山の頂上に、なに?ぬりかべ?一反もめん?ホテルか?妙な建物が立っています。(写真右) 「なんだろうね?」 地元の方に伺うと「レーダーです」 「レーダー?なんの?」 「自衛隊です」 「えー?自衛隊がみんなの大事な山のてっぺんにあんなもの建てていいの?」 「突然建ちましてねー」 山の麓に大湊航空自衛隊があります。あれだ。
なんたって気になって仕方がない。東京に帰ってきてからむつ市役所に電話して訊いてみました。 「釜臥山のレーダーが建っていますが、市として反対しなかったのですか」 「イヤー、国のものですからねー」 「だって、まちのシンボルの山ですよね。市議会で問題には…」 「あ、何もないですね。あそこの山、国の土地なんですよ」 「国のぉ!!でも景観については市民のものですよね」 「あ、うちでは景観条例ないんですよ。県の条例はありますけど」 「県にあれば、説明会の時・・」 「あ、説明会ないです。突然建ちましたから」 「えー!説明会がない?いいんですか?」 「いいもなにも、自衛隊ですから」 「まちの方の反対運動や苦情なんてなかったのですか」 「ありましたよ」(そうだろう、そうだろう)「7月ごろ、何だろうねって釜臥山を守る会ができましたが、もうここまでできちゃったら守っている場合じゃないからって、見守る会になりました」 (クーッ) (T_T) 杉並区議会だったら北〇議員や〇柴議員が、ヘルメットかぶって角棒振り回して大立ち回りやるだろうなー、と想像してしまいましたが、私だって飛び跳ねるかも。だって、こんな景観ですよ。(写真下)
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