沖縄本島南部で巨大な渦巻きが発生しました。直径は約5.5キロで、近くにある久高島をもしのぐ大きさです。

 1日午前9時半ごろ、十一管区海上保安本部のヘリコプターが沖縄本島周辺で台風7号の被害調査をしていたところ、久高島の北側で謎の渦を偶然見つけました。渦は直径5.5キロの巨大なもので、専門家によると、島影で日頃はほとんど動いていない海水が、台風の強い風を受けて海底のたい積物を巻き上げたものだといいます。海流のこのような現象が観測されることは、まれだということです。この巨大な渦、いつ発生し、いつ消滅したのか詳しいところは分かっていません。

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