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【口蹄疫】終息、喜界島“避難”種牛も鹿児島本土へ
鹿児島県は3日、宮崎県の口蹄(こうてい)疫問題を受け、感染回避のため喜界島(喜界町)で分散管理していた種牛と種牛候補計6頭を、県本土側に戻す。屋久島(屋久島町)に移している種牛と種牛候補計6頭も9日に移動させる予定。12頭を含む県所有の種牛などを一括管理していた曽於市の肉用牛改良研究所で、今後は飼育する。
当初は宮崎県による口蹄疫の終息宣言を受けて8月31日に喜界島を出る予定だったが、台風7号が接近したため日程を変更した。
鹿児島県は「鹿児島黒牛」と「かごしま黒豚」のブランドを守ろうと、種牛に加え、冷凍精液や種豚、種豚候補を離島部などに分散させていた。冷凍精液や、種豚と種豚候補の分散管理は既に終了し、霧島市の施設などに戻している。