1月15日
イギリスにはTVライセンス制度というものがある。
それはイギリスの国営放送BBCがTVを所有する人からお金を徴収する制度。
BBCがTVライセンスという民間の会社に委託し、TVライセンスが代理でお金を徴収して回る。
TVを見る人は法律でTVライセンスの取得は義務付けられているため、TVライセンス無しの視聴がばれた場合、罰金もしくは悪質な場合は刑事裁判で訴えられる可能性がある。
日本の国営放送NHKも同様に受信料を徴収するけれど、それとは大違い。
NHKの受信料は法律で義務付けられていない。
なので”払うべき”ではあるが、”絶対に払わなければいけない”わけじゃない気がする。
例えば、「NHKは見ていない。」と言えば払う必要はない。
しかし、BBCの場合は違う。
BBCチャンネルを見ようが見まいが、BBCが受信できるTVを持っている時点で必ず払わなければいけない。
そのTVがゲームやDVD用だとしても、BBCが受信できるTVなら払う必要がある。
最近はPCでTVも見えるのだが、もちろんその場合も払わなければいけない。
もし払っていないとする。
すると、ある日突然ピンポーンと誰かやってくる。
そしてTVライセンスのスタッフだと告げて、家にいきなり入ってくる。
彼らはその家にTVの有る無しをチェックするために、部屋の1つ1つを見て回るのだ。
もし拒んだり、もめたりしたら彼らは警察を呼ぶこともできる。
なぜなら法的に彼らはTVの有無をチェックするのを許されているから。
しかし彼らも手当たり次第に家を訪問するわけではない。
あらかじめ支払っている家のTV台数をおおよそ把握し、バンにレーダーを積んだ車で徘徊し、TVの数をチェックしまわっているらしい。
TVをオンにした時点で何らか電波が行くらしく、予定の数より多いと、そのあたりの家に未払いの視聴者がいると把握し、未払いの住所の家に訪問するというわけ。
それだけでない。
どうやら電機屋でTVやTVアンテナ、DVDなどTVに関する機器を購入すると、その情報がTVライセンスに回るらしい。
電気屋はTV機器の購入者から住所を聞くことが義務付けられている。
それを怠ると店舗側も罰金があるので、自動的に購入者の情報はTVライセンスに流れるようになっているわけ。
一度TV機器を購入すると、その情報がTVライセンス側に回り、その家が未払いだった場合はスタッフが家に訪問する、という流れだ。
日本人の感覚からすると、なんと恐ろしい!って感じじゃないかな。
個人の情報が筒抜けじゃない、と怒りさえ覚える。
だけど、これがイギリス。
法律で定められているので仕方ない。
なんでこんなことを書いているかというと、先日うちもTVライセンス未払いでTVを見ていることを発見されたから(笑)
今の家に引っ越してきて4か月、TVはあるが今までほとんどTVをつけなかった。
それはTVライセンスを払いたくないという気持ちも大きくて(笑)
引っ越して4か月たってもTVライセンスの人が家に来ないので、おかしいなぁとは思っていた。
もしかしてばれてないのか!?とも期待してたし。
だけどこないだ電気屋でTVアンテナを買ったのがまずかったみたい。
リビングでTVを見たかったけど。リビングのTV線の調子が悪いのでアンテナで見ようとしたのが間違いだった。。。
そのときはまさか電機屋から情報が行くとは思っていなかった。
実は購入したアンテナを一度違うアンテナと交換してもらったので、住所を聞かれたのかと思っていたけど、まんまと情報がTVライセンスに渡り、訪問されたわけだ。
夕方の18時過ぎに誰かがインターホンを鳴らした。
ドアを開けるとTVライセンスのスタッフ証明書を持った人がいた。
「あ・・・やられた。」
心の中でもう逃げることはできないと悟った。
昔、シェアしていた頃、フラットメイトが払うのをごねてTVライセンスをあの手この手で払わないようがんばったことがあった。
すごいねばった末に、払わないと罰金1000ポンドだと脅され、結局払ったのだ。
そんな経験があるので、一度家に訪問されたらもう無理なことは知っていた。
素直にTVがあることを告げると、BBCが映ることを確認された。
そして「ライセンスなしでTVを所有していたので、裁判を起こされる可能性があります。」と穏やかな声で脅された。
私はもめるつもりも無かったので、すみやかに受信料を払った。
なんと一年間で139ポンド!!!
2年前より20ポンドも値上がりしてる〜!!!
イギリスのインフレを恨むね、ほんと。
カードで一括払いをしていると「これで裁判を起こされることも無くなったからね。」とTVライセンスのスタッフに微笑まれた。。。
というわけで、イギリスに住む予定がある人はTVライセンスにはご注意を。
働いている人にとっては、大したことないお金だけど、学生には大きいからね。
でも払わないメリットより払ったメリットのが大きいのは確かです。
イギリスにはTVライセンス制度というものがある。
それはイギリスの国営放送BBCがTVを所有する人からお金を徴収する制度。
BBCがTVライセンスという民間の会社に委託し、TVライセンスが代理でお金を徴収して回る。
TVを見る人は法律でTVライセンスの取得は義務付けられているため、TVライセンス無しの視聴がばれた場合、罰金もしくは悪質な場合は刑事裁判で訴えられる可能性がある。
日本の国営放送NHKも同様に受信料を徴収するけれど、それとは大違い。
NHKの受信料は法律で義務付けられていない。
なので”払うべき”ではあるが、”絶対に払わなければいけない”わけじゃない気がする。
例えば、「NHKは見ていない。」と言えば払う必要はない。
しかし、BBCの場合は違う。
BBCチャンネルを見ようが見まいが、BBCが受信できるTVを持っている時点で必ず払わなければいけない。
そのTVがゲームやDVD用だとしても、BBCが受信できるTVなら払う必要がある。
最近はPCでTVも見えるのだが、もちろんその場合も払わなければいけない。
もし払っていないとする。
すると、ある日突然ピンポーンと誰かやってくる。
そしてTVライセンスのスタッフだと告げて、家にいきなり入ってくる。
彼らはその家にTVの有る無しをチェックするために、部屋の1つ1つを見て回るのだ。
もし拒んだり、もめたりしたら彼らは警察を呼ぶこともできる。
なぜなら法的に彼らはTVの有無をチェックするのを許されているから。
しかし彼らも手当たり次第に家を訪問するわけではない。
あらかじめ支払っている家のTV台数をおおよそ把握し、バンにレーダーを積んだ車で徘徊し、TVの数をチェックしまわっているらしい。
TVをオンにした時点で何らか電波が行くらしく、予定の数より多いと、そのあたりの家に未払いの視聴者がいると把握し、未払いの住所の家に訪問するというわけ。
それだけでない。
どうやら電機屋でTVやTVアンテナ、DVDなどTVに関する機器を購入すると、その情報がTVライセンスに回るらしい。
電気屋はTV機器の購入者から住所を聞くことが義務付けられている。
それを怠ると店舗側も罰金があるので、自動的に購入者の情報はTVライセンスに流れるようになっているわけ。
一度TV機器を購入すると、その情報がTVライセンス側に回り、その家が未払いだった場合はスタッフが家に訪問する、という流れだ。
日本人の感覚からすると、なんと恐ろしい!って感じじゃないかな。
個人の情報が筒抜けじゃない、と怒りさえ覚える。
だけど、これがイギリス。
法律で定められているので仕方ない。
なんでこんなことを書いているかというと、先日うちもTVライセンス未払いでTVを見ていることを発見されたから(笑)
今の家に引っ越してきて4か月、TVはあるが今までほとんどTVをつけなかった。
それはTVライセンスを払いたくないという気持ちも大きくて(笑)
引っ越して4か月たってもTVライセンスの人が家に来ないので、おかしいなぁとは思っていた。
もしかしてばれてないのか!?とも期待してたし。
だけどこないだ電気屋でTVアンテナを買ったのがまずかったみたい。
リビングでTVを見たかったけど。リビングのTV線の調子が悪いのでアンテナで見ようとしたのが間違いだった。。。
そのときはまさか電機屋から情報が行くとは思っていなかった。
実は購入したアンテナを一度違うアンテナと交換してもらったので、住所を聞かれたのかと思っていたけど、まんまと情報がTVライセンスに渡り、訪問されたわけだ。
夕方の18時過ぎに誰かがインターホンを鳴らした。
ドアを開けるとTVライセンスのスタッフ証明書を持った人がいた。
「あ・・・やられた。」
心の中でもう逃げることはできないと悟った。
昔、シェアしていた頃、フラットメイトが払うのをごねてTVライセンスをあの手この手で払わないようがんばったことがあった。
すごいねばった末に、払わないと罰金1000ポンドだと脅され、結局払ったのだ。
そんな経験があるので、一度家に訪問されたらもう無理なことは知っていた。
素直にTVがあることを告げると、BBCが映ることを確認された。
そして「ライセンスなしでTVを所有していたので、裁判を起こされる可能性があります。」と穏やかな声で脅された。
私はもめるつもりも無かったので、すみやかに受信料を払った。
なんと一年間で139ポンド!!!
2年前より20ポンドも値上がりしてる〜!!!
イギリスのインフレを恨むね、ほんと。
カードで一括払いをしていると「これで裁判を起こされることも無くなったからね。」とTVライセンスのスタッフに微笑まれた。。。
というわけで、イギリスに住む予定がある人はTVライセンスにはご注意を。
働いている人にとっては、大したことないお金だけど、学生には大きいからね。
でも払わないメリットより払ったメリットのが大きいのは確かです。