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菅首相いきなり誤字!こんなの“初”めて

2010.9.3 05:02
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菅首相いきなり誤字!こんなの“初”めて
民主党代表選の公開討論会にあたり、菅首相が揮毫した色紙=2日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ【フォト】

 民主党代表選に臨む菅直人首相(63)と小沢一郎前幹事長(68)は2日、日本記者クラブ主催の討論会に出席。政策論争を戦わせる一方で、恒例の「揮毫(きごう)」を記した。菅氏は『初心を貫く 平成二十二年九月二日 菅直人』と丁寧に筆を運び、小沢氏は現在の心境を「真っ白」とおどけ「小沢一郎」とだけ書いた。そこでサンケイスポーツは「筆跡診断」の緊急企画。「日本筆跡診断士協会」の森岡恒舟(もりおか・こうしゅう)会長(77)に鑑定を依頼した。

★総理続投でも失言などでつまずきも

 言いたくないが、「初心を貫く 平成二十二年九月二日 菅直人」と書かれた揮毫の中の初心の「初」の字が誤字だ。「初」は本来なら「ころもへん」のはずなのに「しめすへん」になっている。政治家の筆跡診断で、誤字を書いた人のものを診るのは、それこそ「初」めてだ。

 こういった間違いは、細かい仕上げをする能力が足りないことの表れで、代表選で勝ち、総理続投となっても脇が甘いため、失言などでつまずく可能性がある。

 総理続投になった場合、実力者である小沢氏の協力を得ることができれば、多少のつまずきなどはフォローしてもらえ、強力な内閣ができるはずなのだが…。

 ただ、菅氏は以前、字が弱々しかったが、総理になった自信からか、菅直人の「人」の字が力強くなり、貫禄(かんろく)が出てきた。「菅」の字の下の部分4本の横線がほぼ等間隔なのは、物事を論理的に見て行動する能力も表している。これらの勢いで、代表選はやや有利かもしれない。(談)


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民主党代表選の公開討論会にあたり、菅首相が揮毫した色紙=2日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ

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