公用自転車で衝突　１４８５万円支払い和解へ　高槻市

　高槻市は２日、平成１８年に元職員の男性（６４）＝今年３月退職＝が乗った公用自転車と衝突し、後遺症が出たとして市などを相手取り、損害賠償を求めていた市内の無職女性（６９）に対して、１４８５万円を支払い和解すると発表した。

　市によると、女性は１８年６月５日、同市内の市道を歩いていて、元職員の公用自転車と衝突。左足を負傷するなどして後遺症が出たとして、２１年５月、元職員と市を相手取り、約３２００万円の支払いを求めて大阪地裁に提訴していた。

　地裁は、元職員と市に計１９１８万円を女性側に支払う和解案を提示。このうち、市は１４８５万円を支払い和解することになったという。８日開会する９月定例議会に関連議案を提案する。