関連記事
えびので牛1頭症状、陰性確認 2市場競り中止
落胆一転、きょう市場再開 えびの口蹄疫陰性
基金計画を変更、公共事業を半減 知事
【連載企画】畜産再建 課題を探る(5)
【連載企画】復興に舞う(上)
夢へ努力を 宮崎市で元サッカー日本代表教室
1万7000頭の冥福祈る 都農で畜魂祭
高鍋に応援「刺し子」 姉妹都市の米沢市
【記者コラム】うすでこ(高鍋支局)
日向のワクチン接種農家 来週にも経営再開
都城で豚競り再開 前回価格上回る
南那珂子牛競り2日間平均価格41万8734円
補償金非課税化を示唆 要望受け農水副大臣
JR駅で地場産品販売 11日から7カ所で開催
復興の力添えに 宮崎応援ツアー308人来県
【連載企画】畜産再建 課題を探る(4)
夢は日本一の和牛農家 串間の岩下君競りへ
高鍋農高へ観察牛 生徒に笑顔のぞく
発生農家ら200人参加 川南でフォーラム
「観察牛」導入始まる 児湯の農場など9カ所
基金計画を変更、公共事業を半減 知事
(2010年9月3日付)
東国原知事は2日、国に対し300億円の財政支援を要望している口蹄疫復興対策基金の使途について、一部変更して国に再提出していることを明らかにした。国は300億円のうち200億円が公共事業で占められている県計画に難色を示しており、公共事業分を100億円に圧縮した。
西都市民会館で同日開いた、口蹄疫からの再生について話し合う「県民フォーラム」で述べた。知事は「今の政権はコンクリートに難色を示している。200億円を100億円にしてソフトな部分の雇用、保健、観光、医療、地域活性化のメニューを急きょ作成して今提出している」と説明した。
さらに、知事は口蹄疫をめぐる山田正彦農相とのやりとりを「法律が現場に合っていないとちょっと文句を言ったら、『地方自治法の法定受託事務違反でしょっ引くぞ』と言われた」などと振り返り「いつか、つぶしてやろうと思います」と発言した。
同フォーラムには宮崎、西都市と高鍋、新富、国富町の発生農家、ワクチン接種農家約200人が出席。知事や県幹部と意見を交わした。