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[ICON]上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場

民主党「組織対策費」36億6010万円が使途不明〜〜やはり「第二自民党」!

上脇博之

提供:上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場

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ところが、民主党内には「政治とカネ」問題で泥仕合になるとの懸念が広まったようだ。
(2010年8月31日09時01分 読売新聞)
政策不在「泥仕合」への反発懸念…菅・鳩山会談

 民主党代表選は、30日夜の菅首相と鳩山前首相の会談で、首相と小沢一郎前幹事長の対決回避に向けた重大な局面を迎えた。

 両陣営が「政策不在」の泥仕合を繰り広げれば、世論の反発を招くという危機感が党内に広がっていることが背景にある。

 ◆大義なき戦い◆

 30日夕、昨年の民主党衆院選政権公約(マニフェスト)への「原点回帰」を掲げた議員の会合が国会内で開かれ、小沢氏の選対本部を31日に設置することを確認した。

 会合は小沢氏の出馬に向けた総決起集会ともなるはずだったが、出席議員は48人にとどまり、今月6日の初会合時の約150人から大幅に減った。出席者の減少について、党内では「激しさを増す代表選への不安感が影響している」と見る向きが多い。

 代表選の告示間際になっても、首相と小沢氏の両陣営は政策理念を発表しておらず、権力闘争の色彩を濃くしている。「このままでは民主党の人気が下がってしまう」(幹部)との懸念も広まっている。

 スキャンダル合戦も始まった。菅陣営は、小沢氏が代表だった2006年〜09年当時、「組織対策費」として特定議員に政治資金が集中的に配分されたとして調査を進めており、小沢陣営は「小沢氏を犯罪者扱いした人間は除名だ」と激しく反発している。一方で、首相を支える仙谷官房長官の資金管理団体などが、同氏の長男側に事務所費名目などで計400万円を支出していた問題が浮上。党内には「双方のスキャンダル合戦が激しくなり、党のプラスにはならない」と嘆く声があがっている。

 ◆分裂への恐怖◆

 このまま首相と小沢氏が激突することで、党分裂につながるのではないかとの恐怖感も広まっている。小沢氏は1997年に、党首選に勝利した直後に旧新進党を解党した経緯がある。

 旧新進党を知るベテラン議員のひとりは、代表選後の衆院解散や政界再編もあり得るとして、「9月1日に菅対小沢のゴングが鳴った瞬間、政権からの下野を覚悟せざるを得ない」とため息をつく。

 民主党の旧民社党系議員で作る議員グループは30日の会合で、代表選で首相と小沢氏の対決を避けるための努力を払うことを確認した。会長の田中慶秋衆院議員は会合終了後、記者団に対し「景気対策を最優先でやってほしいというのが(国民)大多数の声だ。禍根を残すことはやめてほしい」と語った。すでに首相と小沢氏の双方に、話し合いによる選挙戦回避を申し入れたことも明らかにした。


(8)その懸念の故であろうか、それとも、小沢一郎氏の立候補断念を求めてだろうか、その真意は分からないが、民主党の枝野幹事長は、同月(8月)30日の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表時代の党の「組織対策費」36億6010万円の使途に関し、不適切な点はなかったとの見解を明らかにしてしまった。

財務委員長は「まだ調査中」としているにも関わらず、である。

(2010年8月30日18時45分 読売新聞)
小沢代表当時の資金配分は「適正」…枝野幹事長

 民主党の枝野幹事長は30日の記者会見で、小沢一郎前幹事長の代表時代の党の「組織対策費」の使途に関し、不適切な点はなかったとの見解を明らかにした。

 枝野氏は、「民主党の昨年までの経理は、適正、適法だと認識して引き継いでいる。より効果的な資金の使い方を目指し、資金の調査はしてきたが、公表するとか、しないとかという次元のものではない」と述べた。

 民主党幹部は、小沢代表時代に党の政治資金を組織対策費として特定議員に集中的に配分していたことを問題視し、使途の調査に入っていた。一部週刊誌がこの問題を報じたことに対し、小沢氏を支持する議員から「首相陣営が情報を漏らしている」と強い反発が上がっており、枝野氏としてはこうした対立を回避する狙いがあるとみられる。


(9)実質的には税金も含まれているのだから、枝野幹事長の認識・評価には、納得できない。
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上脇博之

法学者。専門は憲法学。神戸学院大学実務法学研究科(法科大学院)教授。

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