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4月下旬にソフトバンクから発売予定の「HTC Desire X06HT」に
国内初のFlash Lite4.0が搭載されます。
※ドコモから発売のXperiaにはまだFlashPlayerは搭載されていません。

しかしながら一体全体Flash Lite4.0とはなんじゃらほいと、
僕自身よく分かってなかったので
海外のブログ等を調べて今現在分かっている範囲で書いておく。


Adobe Flash Lite公式ブログにて
■ActionScript3.0をサポート。ブラウザプラグイン。（スタンドアローンプレイヤーはAIRで）
■モバイル向けのFlashPlayer10 for devicesと同等。
■デバイスによってはGPUパワーも利用可能になるだろう。（※参考）
■Device Central上で加速度計やGeolocationなどのエミュレーションをサポート。

ということでFlashPlayer10.1とほぼ同等と理解していますが
気になるのはブラウザでWEBサイトにアクセスしたときに
既存のPCサイト（Flashサイト）が見れると思いますが、
Flash Lite4.0端末でどのバージョンまで表示できるのか。
あとLee氏曰く、CS5から4.0のオーサリングが可能とのこと。

Adobe MAX 2009にて
AdobeエバンジェリストのLee Brimelow氏の講演から引用。

「今後、スマートフォンなどではFlash Player 10.1が入りますが、パワーが少ない端末では、Flash Lite 4.0を使います。Flash Lite 4.0といままで（3.0以下）の違いは、ActionScript 2ではなく、ActionScript 3に対応するということです。」

「現在の日本でも、iPhoneやWindows Mobile、Androidの登場でスマートフォンの需要が高まってきているが、まだまだ従来のFlash Lite 2/3を搭載している携帯電話の利用数には及ばない。しばらくは、スマートフォンまではPCでも動くFlash Player 10.1、従来の携帯電話にはFlash Lite 4.0を搭載する戦略のようだ。」

「Flash Lite 4.0で動くアプリはiPhoneアプリ同様、Flash CS5で作れるようになる。」

「おそらくFlash Builderでも今後、開発したプロジェクトをモバイルアプリとして書き出せるようになると思いますが、「Slider」というのは、ツールではなく、あくまでもフレームワークということです。」

以下、関連記事。
Flash Lite 4.0 vs FP 10 for mobiles
http://forums.adobe.com/message/2365521
Flash Lite 4 in 2010
http://blog.flavert.com/2009/09/26/flash-lite-4-in-2010/