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2010/09/03

オザワンvs.マスコミの最終決戦が始まる

2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書) 2011年新聞・テレビ消滅 (文春新書)
価格:¥ 788(税込)
発売日:2009-07


TVの街頭インタビューで「小沢さんが首相に『なっちゃったら』どうしますか?」なんて、馬鹿みたいな質問していたんだが、マスコミが何故、そんなにオザワンを恐れるのか、もちろん当事者であるマスコミは報じませんね。ただ、やたらにカネと政治が、とか繰り返すだけ。その当人が内閣機密費貰ってるんだから世話ないんだが、それはさておき。

マスコミが小沢叩きに熱中する理由を、
トルシエの世界さんちで書いてるので紹介です。



 なぜ、マスゴミはこんなにもあからさまに、小沢を悪人に仕立て上げた報道をするのか?

 それは小沢一郎が総理になれば、マスゴミの利権にもメスが入いるのはほぼ確実だからである。彼らマスゴミが、これまで長年にわたって築き上げてきた既得権益が、小沢によって剥奪されてしま恐れがあるのだ。

1)記者会見のオープン化

 マスゴミにとって、情報とは金であり、命である。その情報が記者クラブ制度によって、独占することができたわけだが、それが記者会見がオープン化されてしまえば、彼らの価値は大幅に低下する。 

2)クロスオーナーシップの禁止

 「新聞資本」と「テレビ資本」を分離(クロスオーナーの禁止)することによって、国民にとって、より公正で中立な報道が可能となる。

 今は新聞とテレビが完全に一体化しており(日テレ⇔読売新聞など)、系列化(在京キー局⇔地方テレビ局)している。これでは必ずしも言論の多様性が生まれない(クロスオーナーはマスゴミ内での言論統制が可能となりやすい)。

 また、「経営状態が悪化している新聞社は、テレビの収入でなんとか持ちこたえているのが実情なので、ここでクロスオーナーシップが禁止されれば、新聞社はやっていくことは不可能となる」(by平野貞夫)。つまり、ナベツネの時代が終わるのだ。

この中で、記者会見のオープン化は既に始まっていて、ニコニコ動画の記者が鳩山首相に質問したりしていたが、問題は『クロスオーナーシップ』にあるわけだ。よく知られているように、CIAの手羽先で有名な読売新聞が日本テレビを支配していて、その日本テレビが多くの地方局を支配下に置いている。そのあちこちに、自民党政治家の娘とか息子とかが就職していたりするわけで、強固な利権のトライアングル構造があるわけだ。で、
 小沢氏が政権を握ったりすると大手メディアは社運に関わるほど困ったことが発生する。大手報道機関と永田町、霞ヶ関は利権を分け合う強固なトライアングルがあるからだ。
 最たるものは、新聞社によるテレビ局の所有だろう。これを認めているのは先進国で日本だけだ。多様な言論を保障する民主主義の原則に反するため欧米では法律で禁止されているのである。    
 政治家は地方テレビ局、全国紙は在京キー局、地方紙はローカルテレビ局の大株主となる。総務省は電波の許認可権を持つ。これで3者(政・官・報)が潤うのである。
3)電波オークションの導入というのがありまして、「現在、民放キー局が国に納める電波利用料は、全体の1%ほどに留まっており、利用料の8割は、なんと携帯電話会社が納めている」というんだが、小沢が、この電波利権に手を付けようとしているのではないか? というわけだ。マトモにオークション制にすれば、3兆円の収入になるというんだが、そら、色々と財源が欲しい民主党としては喉から手が出るほど欲しいですねw

まぁ、当初、既得権益に斬り込もうという意図を持って発足した民主党政権なんだが、普天間問題で日米軍事利権の屑どもに足を引っ張られて鳩山辞任、菅直人はタチの悪い左翼にありがちな権力亡者なので、自分の権力を維持するためなら悪魔にでも魂売る、という路線で、官僚に媚び売って取り込んで長期政権狙っているんだろうが、なので当然、マスコミ利権に手を付ける気なんかありませんね。

まぁ、クロスオーナーシップ禁止が適用されれば、間違いなく大手新聞社は壊滅、ネットに食われつつあるTV局も、AmazonだかGoogleだかがネット配信始めたら壊滅だろうし、これから壮絶な、オザワンvs.マスコミの最終決戦が始まるのだろう。

コメント

あぁ、だから原口総務相なのね・・・・・
納得した。

5年先が読める中堅と若手の記者とジャーナリストはさっさと鞍替すべき。洞察力とか直感力なんか学校じゃ教えてくれないもんね。

やっぱり、2013年の式年遷宮前には新生日本の誕生です。

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