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【芸能・社会】

42時間壮絶手術成功 安岡力也が長男の臓器で生体肝移植

2010年9月2日 紙面から

 俳優安岡力也(64)が東京都内の病院で、長男力斗さん(24)の肝臓の一部を移植する生体肝移植手術を受け、成功したことが1日、分かった。8月30日朝から約42時間にも及ぶ壮絶な手術だった。

 所属事務所などによると、安岡は肝硬変、肝細胞がんなどが見つかり、肝臓を全摘出。力斗さんが肝臓の64%を提供し、移植した。

 今のところ「感染症や合併症の恐れがあり、予断を許さない状況」ながら、「順調なら約1カ月で集中治療室から一般病棟に移れ、さらに1カ月ぐらいで退院にまでいければ」としている。術後の経過などは容体が安定してから、あらためて報告される。また、力斗さんの容体は安定しているという。

 安岡は2005年に肝臓病で入院。06年6月ごろには運動神経に障害が起き、四肢に力が入らなくなる難病の「ギラン・バレー症候群」を患い、闘病を続けていた。リハビリ後の初仕事として、今年5月17日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演、復帰をアピールしていた。

 

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