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【芸能・社会】

ピンク・レディー 『解散やめ!』宣言

2010年9月2日 紙面から

ミニスカ衣装で「ペッパー警部」の振り付けを披露するピンク・レディーのミイ(左)とケイ=東京都渋谷区のビクタースタジオで(稲岡悟撮影)

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 1970年代後半に国民的人気を集めたアイドルデュオ「ピンク・レディー」のミイ(未唯mie=52)とケイ(増田恵子=52)が、1980年9月1日の解散宣言からちょうど30年後の1日、東京都渋谷区のビクタースタジオで会見。この日をもって解散を撤回する「解散やめ!宣言」を行い、完全復活を表明した。

 ピンク・レディーは76年8月にシングル「ペッパー警部」でデビュー。「UFO」や「渚のシンドバッド」などオリコン1位を連発し、81年に解散した。これまで期間限定で5度再結成したが、今後はそれぞれのソロ活動と並行しながら、ピンク・レディーも継続するという。

 復活第1弾として、「ペッパー警部」と「S・O・S」の2010年バージョンを29日から配信。12月1日には過去の作品を再録音した全26曲入りのベストアルバムを出す。さらに、30年前に解散コンサートが行われた日付と同じ来年3月31日に、都内で復活コンサートも予定している。

 ミイは「景気が低迷して、なんかみんな元気ない気がして…。年取っちゃいましたが、私たちが歌って踊ることで、70年代や80年代の気持ちを思い出して頑張れるのでは」と話した。

 取材陣から「AKB48はライバル?」と問われると、ミイは「ライバルとは思っていませんが、万が一、歌番組でVSとかされたら燃えちゃうかも」。ケイも「負けない? そうですね。50すぎの年齢の豊かさがありますから」と力を込めていた。

◆「平凡」限定復活

 ピンク・レディーの解散撤回を記念し、平凡出版(現マガジンハウス)が発行していたアイドル雑誌「平凡」も1号限定で復活、3日に発売される。「平凡Premium We are ピンク・レディー」のタイトルで、デビューから約4年半にわたるミイとケイの秘蔵ショット満載の写真集となっている。価格は税込み1800円。

 

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