<押尾学被告>「法廷で事実を」3日初公判
毎日新聞 9月2日(木)20時55分配信
一緒に合成麻薬を服用して容体が急変した女性を放置して死なせたとして、保護責任者遺棄致死など4罪に問われた元俳優、押尾学被告(32)の裁判員裁判が3日から東京地裁(山口裕之裁判長)で始まる。弁護団関係者によると、押尾被告は一部無罪を主張し「法廷で事実を見てほしい」と話しているという。有名人が裁判員裁判で裁かれるのは初めてで、7日間の審理と終日評議1日を経て17日に判決が言い渡される。【伊藤直孝】
弁護側は起訴された4罪のうち、亡くなった田中香織さん(当時30歳)に合成麻薬MDMAを譲り渡したとされる麻薬取締法違反と保護責任者遺棄致死罪を否認。「容体急変から死亡まで長くても30分程度で、『119番すればほぼ確実に助かった』とまでは言えない」などと主張している。救命の可能性があったかどうかが最大の争点で、医師ら19人が法廷で証言する。
押尾被告は昨年8月、田中さんと一緒にMDMAを使ったとして麻薬取締法違反で逮捕、起訴され11月に懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けて確定、12月に再逮捕された。今回の裁判で実刑が確定すると、前回の執行猶予も取り消されて懲役年数が加算される。
地裁は裁判員候補者90人を選定し、辞退希望者を除いた63人に呼び出し状を発送した。選任手続きは3日午前に予定されている。関係者によると、押尾被告は拘置所で、自身と同じように無罪を主張しているライブドア元社長、堀江貴文被告(37)=証券取引法違反で上告中=の著書を読み、初公判に備えているという。
◇起訴内容
押尾被告は▽09年7月、知人男性(32)=服役中=から合成麻薬MDMA約10錠を譲り受けた=麻薬取締法違反▽同8月2日、田中さんにMDMAを譲り渡した=同▽同日、別の合成麻薬を所持した=同▽同日、東京都港区のマンションで田中さんとMDMAを服用し、田中さんが錯乱状態になったが、救急車を呼ばず放置して死なせた=保護責任者遺棄致死=とされる。
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押尾被告は昨年8月、田中さんと一緒にMDMAを使ったとして麻薬取締法違反で逮捕、起訴され11月に懲役1年6月、執行猶予5年の有罪判決を受けて確定、12月に再逮捕された。今回の裁判で実刑が確定すると、前回の執行猶予も取り消されて懲役年数が加算される。
地裁は裁判員候補者90人を選定し、辞退希望者を除いた63人に呼び出し状を発送した。選任手続きは3日午前に予定されている。関係者によると、押尾被告は拘置所で、自身と同じように無罪を主張しているライブドア元社長、堀江貴文被告(37)=証券取引法違反で上告中=の著書を読み、初公判に備えているという。
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押尾被告は▽09年7月、知人男性(32)=服役中=から合成麻薬MDMA約10錠を譲り受けた=麻薬取締法違反▽同8月2日、田中さんにMDMAを譲り渡した=同▽同日、別の合成麻薬を所持した=同▽同日、東京都港区のマンションで田中さんとMDMAを服用し、田中さんが錯乱状態になったが、救急車を呼ばず放置して死なせた=保護責任者遺棄致死=とされる。
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最終更新:9月2日(木)20時55分
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