31日午後、JR神戸線で人身事故が2件連続。大阪-姫路間が約1時間半にわたって不通になるなどダイヤが大幅に乱れ、計約3万8000人に影響が出た。
加古川、甲子園の両署によると、午後3時20分ごろ、加古川市平岡町新在家の東加古川駅で、20代の男性が姫路発長浜行き新快速電車(8両編成)にはねられて死亡。さらに約30分後には西宮市甲子園口2の甲子園口駅で、62歳の男性が須磨発松井山手行き普通電車(7両編成)にはねられて死亡した。2件とも乗員・乗客にけがはなかった。両署によると、状況などから、ともに自殺とみられるという。【渕脇直樹、後藤豪】
〔阪神版〕
毎日新聞 2010年9月1日 地方版