STORY


始まりは たった一通の招待状



あなたは、この世界で奇跡の存在を信じますか?


 そしてそれを、起こしたいと思いますか?


『ただ、僕にはそれがとても悲しく写るのに、
    でも何だか、暖かい様な……そんな風に思うんだ』



 『TrickTrack 〜The scar of the time〜』
       あなたは『奇跡』を、『怪奇現象』だと言いますか?




友達がほしいんだ、友達と普通に遊びたいんだ。

 そんな淡い夢を持った貴族の少年ミットに届いた一通の招待状。
 それは全く知らない人物からのバースディパーティーへの招待状だった。




mitt・finden様

 日時:Rot.25までのお好きな時にどうぞ
 場所:キール

 是非私のバースディパーティーにいらしてください。
 お待ちしております。
                    kain・kadenz




たったそれだけのあまりにも簡単な招待状。
綺麗な文字と、高貴な手紙に封筒、そして焼印。


その手紙を片手に少年ミットは家を飛び出した。


たどり着いた場所は、とても暗くて欝蒼として、古くて大きな洋館だった。
そこから現れた1人の少年は、
左手に真っ赤なドレスにブロンドの髪、青い目の人形アベルを抱えていた。


不思議な少年カイン


そして既に来ていた3人の少年少女 カイ、ミーナ、ラクウェル


古く、閉鎖されたこの洋館で、5人の少年少女が紡ぐ心と心の物語。
少し悲しくて、どこか寂しくて、でもきっと、暖かい物語。





WORLD


『貴族階級』 : 上流、中流、下流

 大昔から決められている階級であるがために、下流の一族が上流になる事は滅多にない。
 そのため、諦めている一族もあれば、上流を敵視する一族もある。
 しかし、政治的発言力は上流階級の方が強い事から、潰されかねないため、
 下流の一族が上流に意見する事はあまりない。

 貴族専用の学校があり、ほとんど貴族の子供はそこへ通う。
 上流、中流、下流と校舎すらわけられ、他階級と関わる事はほとんどない。
 学校の行事というものはなく、勉強するためだけの学校となっている。
 

『庶民』 

 貴族と共に同じ地域で生活はしているが、ほとんど別世界の人間達であると認識している。
 そのため、貴族に対する感情はよくない。
 庶民に貴族が意見する事もないため、関わらなければ無害というような考えを持っている。

 貴族学校とは別に、普通の学校があり、そこでは運動会や文化祭などの行事がある。
 大人たちが貴族に対する壁を持つため、子供たちもあまり貴族には近づこうとしない。


『光の館』

 ミットの住む家、フィンデン家が世間から呼ばれる名。
 広く豪華で、煌びやかな豪邸を、人々はそう呼ぶが、決して親しみを込めているわけではない。
 ある意味皮肉にも似た感情が込められた名称である。

 また、フィンデン家は貴族の中ではかなり力を持つ一族であるため、
 中流、下流貴族との繋がりは強いらしい。


『キール』

 ミットに届いた手紙に書かれていたカデンツ家のある場所の名前。
 ミットの住む国から離れた田舎にある森の名前。
 近くには『ウェルス』という田舎町がある。ウェルスはのどかな田舎町である。


『Rot、25』

 招待状に書かれた日にちの文字。
 Rotとは、月の名称。全部で12ヶ月があり、Rotはその中の1つ。
 25とは、日にちであり、1ヶ月は30日で構成されている。

 カイン=カデンツの誕生日がRot,25であるらしい。


 Quit、Glus、Rot、Blus、Ein、Arei、Heden、Juy、Wain、Fals、lules、Skyle、Never






name : 神名一希(制作当時は遥海 夕希)
bd : 3/9
like : 旅、音楽全般、和物、漫画のコマの隅にあるギャグ、物書き
not like : 得体の知れない物、足がいっぱいある物。
other : 関東圏の学生です。新しい物大好きです。